尋問しようとしたはずが?
何故かここにいるムラクモに驚いたけど、気を取り直して、ムラクモに頼んで、二人をミリアさんがいる部屋まで連れてきてもらうように頼んで、部屋に向かった。
後ろから聞こえる何かを引きずる音は無視しながら……
部屋につくと、まずはムラクモがいることにたいしてミリアさんがびっくりして固まったけど、何とか再起動したようなので、この二人であっているかを確認してから、ムラクモに頼んで、庭に運んで貰った。
庭のはじっこの方についてすぐに、
「とりあえず、土よ、魔力を持って壁となれ。土壁×4」詠唱を簡略して、土壁を四つ作り、部屋を作った。その中に、僕と、気絶している二人。それに何故かムラクモが中に入ってきた。そして、中は声が漏れないために分厚く作ってあるため暗いので、
「光よ、魔力を持って辺りを照らす球となれ光球」魔法で明かりを作った。これでよし。さてと、ムラクモに二人がいるところから離れてもらってから、
「水よ、球となり、我の敵に当たれ水球×2」をつくって、顔に投げつけたすると、
「ガハッ!ガハッ!、何しやがる!」と言って、一人が起きた。もう片方は寝ている。
「さてと、ムラクモ。こいつが起きたことだし、どうする?」と聞くと、
「まずその前にだな、こいつらは一体何をしたんだ?俺が帰ってきたら玄関で何かを叫んでいたからとりあえず倒したんだが、」
「こいつらは孤児院の子供を人質にしてお金を盗んでいたんだ。言うことを聞かないと子供を殺すぞって言ったらしいんだ。」と言うと、
「よし。じゃあ殺すか。」と爽やかに言いながら顔はぶちギレていた。
「よし!ちょっと待とうか!落ち着いて落ち着いて!深呼吸してみようかー!一、二、三、四!」と言って、なだめるまで三十分もかかったのであった。
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