島でも情報収集
ギルドでそこまで重要な情報が聞けなかったので、近くにある家に行き、ドアを叩いた。
「すみませ~ん。少し聞きたいことがあるんですが。」と言って、叩くこと数回、ようやく中から人が出てきた。
「アァ?なんだお前は?どこのどいつだ?」と威圧的に言ってきたがスルーして、
「ムラクモと言う男がいた場所を知りたいんです。」と聞くと急に
「あぁ。そういうことか。あいつが住んでいた場所を俺は知らない。俺が知っているのはムラクモの住んでいた家を知っているやつのことと、あいつが強いと言うことだ。この島に二年くらい前に魔王軍の幹部であり進軍派と名乗ったやつがつれてきたドラゴンを俺たちは三人で一匹倒していたドラゴンを片手だけで倒しやがった。それを見て魔王軍のやつはびびって帰ったくらいだからな。それと、ムラクモのことを知っているやつの居場所は少しいった隣の家だ。」と教えてもらった。
「ありがとうございました。」と意外に凄い情報を貰えたので素直にお礼を言うと、
「あぁ、それとだな。もし家を怖そうもんなら、あいつが黙ってないと思うぞ。」と忠告されたので、
「忠告感謝します。」といって、隣の家に向かった。そして隣のに行き、やっと教えてもらった。
「ムラクモは、孤児院で育ったんだ。その孤児院の場所ならここだ。」と言って地図をくれた。そしてその地図を見て驚いた。
「いいんですか?こんなに精巧な地図を。」そう。地図が物凄く細かいところまでかいてあってビックリした。
「その地図は俺が趣味で作ったものだから別にいいぞ。」と言われたので、
「有りがたく使わせていただきます。」と言って、地図を見ながら、ムラクモが育った孤児院に向かうのであった。
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