時間がたつのは早いものだ
ヴァリスが連れていかれたりしてから、船が出るようになる三日がたった。と、文にすると楽に聞こえるけど実際は大変だった。
例えば、ヴァリスが僕が止まらせてもらっている部屋に遊びに来ていたので、暇潰しのためにこの世界に来てから、日本で勇気とよくしていた、リバーシや将棋、チェスに花札やトランプも作った。でも、やる人がいないので、閉まっておいた物を取り出して、ヴァリスとやってみたら、ヴァリスがはまってしまって、部屋から出なくなった所をメイドの人に連行されていったり、連行されてからしばらくして、ヴァリスに呼ばれたので行くと、
「ユキ、あのゲームとやらを作ってくれないか?」と頼まれたけど、
「材料がないから作れないんだ。」と伝えると、
「それなら材料が揃えばいいんだな?材料は一体なんだ?」と聞かれて、使った材料の名前を言っていくと、ヴァリスが兵士の人を呼んで、何か言ったと思うと、兵士の人が帰っていった。何かと思って聞くと、
「今、材料を買いにいかせている。少ししたら全部揃うはずだ。」と言われて、少し待つと、本当に全部の材料が来た。
「これで作ってくれ。」と言われて、断れるはずはなく、作って、ヴァリスに渡してから部屋に戻った。
後々に、このゲーム達が流行り、遂には大会も開かれるようになるとは、今のユキは思っても居なかったのであった。
そんなことは露知らず、次の日には、この国の兵士の人に混ざって、訓練をしていると、貴族の人が来て、難癖を付けてきたと思ったら気がつくと、その貴族の部下の人と戦うことになって、圧勝すると、兵士の人の団長と戦うことになったり、まぁ、色々あった。
色々あって、三日たち、向かうことしたのであった。
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