番外編 キャラ二人の話
今日の話は、作者の問題で二百話の話を出していなかったので二百話達成の話です。これからもよろしくお願い致します。
それと、微妙なネタバレみたいなものがあります。
僕は目を覚ますと真っ白な空間にいた。
「あれ?ここはどこだろう?確か寝ていたはずなのに。」記憶を探ってもいつここに来たかという記憶がない。
考えていると、「おーい。」という声が聞こえたので声の方に向くと、
「お前もここに来たか。」と言いながら来たのは勇気だった。
「何で勇気もここに?」
「気が付いたらここに似た場所にいて、そこにあった紙に、「もう一人が来たら、お前はその場所に転移される。」って書いてあったんだ。てかお前かよ。」
「そうみたいだね。」
「それと、時間が来るまで喋れるらしい。だが、ここで喋った内容は覚えてないらしい。」
「そうなんだ。それじゃあ時間が来るまで喋ろうか。」
「そうだな。」
「そう言えば勇気の方は今何をしているの?」
「こっちは、お前とあった後に国に帰って、それから逃げてるとこだ。」
「何故!?」
「あの後に隠蔽ってスキルが手に入ったから練習ついでに城のあちこちを回ってたら王様がいたから話を聞いてたら俺達を戦争の道具として使うって話をしてたからお前とあったときのメンバーで逃げた。」
「なかなかハードな話だね。他のみんなは?」
「他のみんなに言おうとしたら言う前に気がつかれたからか、俺達が敵に寝返ったことにされたんだ。それのせいでみんなはまだ城にいる。まぁ、今はおいといて、それよりもお前に言いたいことがあったんだ。」
「言いたいことって………何?」
「それはだな…………」
「ごくりっ。」
「お前だけ何でそんなにファンタジー満喫してんだよ!!」
「え???」
「え?じゃねえよ!俺の回りにはみんなと城には人族しか居なかったし、外に言ってもファンタジーらしい感じの人に会わなかったし、なのに何でお前だけ獣人やハイエルフがいるんだよ!」と切実な感じで言っていた。
「ははは。・・・そう言えば何でハイエルフって分かったの?勇気に言ってないのに。」
と聞くと、「 勘。 」とだけ言った。
「他には聞きたいことある?」
「お前は何をしてるんだ?」
「僕は、今ハイエルフの国にいて、元日本人と会って、魔法を教えてもらって、教えてもらった召喚魔法で悪魔龍を召喚して、召喚獣にしたってところかな?」と言うと、
「お前だけファンタジー満喫してんじゃねーかー!!!!」と突っ込まれた。
「そう言えば確かにね。」と会話していると、
「なんか体の色が薄くなってきてない?」
「あ~確かにな。多分もうちょいで時間切れなんだろ。」
「そうかもね。じゃあまた今度。」
「また今度な。」と言ったところで消えたのであった。
現実にて、雪の場合
雪は目を覚まして、目から涙が出ていることに気が付いた。
「何か楽しいことがあったような?」
現実にて、勇気の場合
勇気はテントで目を覚まして、竜に挨拶をすると、
「なぁ、勇気。何で顔が笑ってるんだ?」
「何か楽しいことがあった気がするんだ。」
「そうか。それはよかったな。今日は一気に進むらしいからな。」と二人とも楽しかったようだ。
少し時間軸が戻ります。
読んでくださりありがとうございます。