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世界樹へ向かう
世界樹に向かってから、大体三十分くらい歩いていくと、森の木々が多くて少し歩きにくかった道がどんどん開けてきた。そして、二十分ほどかけて歩いたところでナキェさんが何かの言葉を呟いた。多分詠唱だろうと思いながら待っていると、
「さぁ。着いたよ。」と言っていたけど目の前には何も見えない。するとナキェさんが
「あっ。そう言えばまだ見えないのか。もう少し進んでごらん。」と言われて前に進むと、奥の方に急に巨大な木が現れた。その木を見てポカーンとしていると、
「この大きな木が世界樹なんだ。」とナキェさんが言ったのであった。
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