召喚されたものは?
魔方陣から現れた女の人はキョロキョロと辺りを見回してこっちを見た。
「お主、ここはどのような場所じゃ?説明しろ。」 と言われ、答えようとしたがここが何て言う名前の場所かを聞いていなかったので悩んでいると、
「ここはライト・ハイエルフの国の中にあるフェイタスの森よ。」と来栖さんが答えてくれた。すると、女の人が、
「な、何っ!ライト・ハイエルフがいる場所だと!バカなことを言うな!」
「嘘なんかじゃないわ。………それよりあなたは何者?」
「妾は、魔王軍の龍である悪魔龍じゃ!」
「悪魔龍ですって!」
「あの、悪魔龍って何なんですか?」
「悪魔龍って言うのは、魔王軍の龍で、噂だと三千人ほどの人族の軍を三分で全滅させたって噂があるんだよ。」と来栖さんが教えてくれた。
「話をしているところ悪いんじゃが帰ることはできんのかのぉ。」
「すみませんが出来ないみたいです。」
「所で、妾の足元の魔方陣はいったいなんの効果なんじゃ?」
「それは、召喚魔方陣です。」
「なるほどのぉ。だから妾が呼ばれたのか。一様魔物に入るしな。ならば、バトルとするか。」
「何故ですか?」 「戦って、勝てば多分帰れるじゃろう。」 と言うわけで、戦うことになったのであった。
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