クルスミさんの魔法講座
ナキェさんが家に帰ってから早速、火魔法と闇魔法を教えてもらうことになった。
「私が教えることができるのは最初のことだけだ。それでもいいかぃ?」
「はい。よろしくお願いします。」
「いい返事だ。じゃあ始めるよ。先ずは火魔法からだ。」と言って、手に小さな火を出していた。
「この火は概念魔法であるイメージだけでだしたんだ。今みたいに火や闇を出せるようにするからね。まず、火のついている蝋燭をイメージする。」といわれたので、頭の中に火のついている蝋燭をイメージする。
「イメージしたら、蝋燭だけを消して、火のみが残っている状態にする。」イメージ使用としたけど失敗した。
「すいません。イメージすると、蝋燭を消したときに、一緒に火が消えてしまうんです。」と自分の問題点を伝えると、
「…………そうか。それなら君の場合ならこういった方がいいのかな?」と少し悩んだ素振りをしてから言葉を口にした。
「ファンタジーだからって思ったらいいんじゃない?」
「そうですね…………………………ってええ!」{今絶対にこの世界の人が分からないことをいったと言うことはこの人はもしかして・・・}と考えていると、
「この世界にいる神の手先ではないよ。どっちかと言うと神の敵だしね。」と言ったのであった。
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