鍛冶屋に向かう
ヴァリス(そう読んでほしいと言われた。でも、何か言われると困るので二人だけの時にしてもらった。)と一緒に鑑定士の人を読んできてから最初の部屋に戻ると、直ぐにエマが駆け寄ってきた。
「ユキ様!何があったんですかその服は!」と言われた場所を見て気がついた。。ついさっき、疑似魔族になる前のヘカートと戦っているときに炎の渦が当たったんだったな。と思い出しているとヴァリス(心の中でそう読んでいる)が
「ユキ、鎧などは着けないのか?」と聞かれた。名前がお主と呼ばなくなっていることはスルーして、
「はい。着けていません。」
「ならば、この城から真っ直ぐいったところにあるドワンと書いてある看板の所にいる鍛冶屋に品質のいい武器や鎧が売っているぞ。なんせ王御用達だからな。しかもその店の近くに服屋もあるからそこで服も買ってこればいい。」と教えてくれたので
「では、早速いこうと思います。」と言って行こうとすると、
「まて、これを持っていけ。」と言われて、何かをこっちに投げた。投げられたものをキャッチして見てみると、メダルだった。そのメダルの表には火とハンマーが書いてあり、裏には名前が掘ってあった。
「これはなんですか?」と聞くと、
「これはこの国の紋章が書いてあるメダルだ。しかも王家や貴族が認めた人だけが持つことができるメダルだ。これがあれば身分証明と王家の後ろ楯が有ることがわかるし、貴族だけが使える施設も使えるんだ。」と教えてくれた。
「有りがたく貰っていきます。」と言って、無限袋に入れてから王城を出て、言われた服屋で無難な白色の服を買ってから、鍛冶屋に向かったのであった。ちなみに服は一枚、鉄貨三枚と安かったので五枚ほど購入したのであった。
読んでくださりありがとうございます。
誤字脱字や一言、こうしたらよいと思うことがあれば感想よろしくお願い致します