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タカシの異世界無双計画 ~銃と仲間と異世界と~  作者: 夢奏 舞P
第5章 目的を達成しよう
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勇者の証

 勇者の証を受け取った俺たちは、衛兵たちに連れられて城を出ることになった。

「ここからまっすぐいけば城門です。勇者殿、お疲れさまでした」

「ああ、ありがとう」

 衛兵たちと軽く挨拶かわす。俺たちはその場を立ち去り、城門へと向かった。


 城門へと続く通路を歩いていると、突然目の前に黒い影が現れた。よく見ると、ボディーチェックをしていた時の黒子だった。

 とりあえず、俺は軽く挨拶をしようとした。だが、黒子は突然ダガーを抜き、俺に飛びかかってきた。

「マジかっ!」

 俺は、すぐに後ろに飛んだ。その瞬間、隣にいたサヤが俺の前に出た。

 黒子がダガーを振る瞬間、サヤは、ダガーを持つ手首をつかみ、そのまま投げ飛ばした。


「何だ、こいつは」

 とりあえず、一難去ったかに思えた。

 だが、投げ飛ばされた黒子は、軟体動物のように体を動かし、サヤの後ろに回り込んで首を抱え込むと、彼女の首にダガーを突き付けた。

「よこせ! 勇者の証を! さもなければ、この少女を殺す!」


「何者ですか!」

 メイデンは、構えを取った。彼女は今、沈黙の像のせいで魔法が使えない。だが、ヒロ式が使えるので攻撃はできる状態だ。


「おい、黒子! お前、いったい何者だ!」

「よこせといったはずだ!」

 サヤの首にダガーが当たる。


「マスター、本体がどこかにいます」サヤは、声を上げた。

「本体?」

 俺は、周囲を確認した。

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