無料の弁護士相談
「そうなんだ。無料の弁護士相談所に行って弁護士に、そのすべての事を話すと、
『凄く達の悪い医者だな。弁護士が入ったとしても保険会社は保険診療を打ち切る事が出来る。
だけど打ち切られたとしても、医者が症状固定と判断するまでは健康保険で通院をして、後からその分の治療費を請求して後遺障害の診断書を書いて貰う事が出来るから。
その医者は、事故の保険診療で診察をすると自由診療になるので、おそらく多額の金額の請求を保険会社にしているのだろう。
今すぐ弁護士を入れなくてもいいし、何よりそんな医者の為に働きたくない』と言われ、
その後病院に行って『保険診療を切られても、医者が症状固定と言うまでは健康保険でも通院出来る』と、言われたと話すと、
怒り出して「健康保険で通院するのは勝手だけど、半年以上保険診療で通院出来なかったら後遺障害の診断書は書かない」と言われた。
「最低の医者ですね」
別の弁護士を捜しながら我慢して通院していたけど、年末に診察に入ったら『この忙しい時期に診察に入るな』と言われて、ここの病院は絶対に無理だと思い、国民健康保険を使って駄目元で、骨折で見て貰っていた病院に行ったら医者が
『交通事故の保険での通院は大丈夫だよ、取りはぐれは無いから。大先生(お父さん)の時には患者が医療費を払わない時があったようだけど、今は大丈夫だよ』と言ってくれて、そこの病院に通院する事になった」
「良かったですね」
「まだまだ良くない。その医者はきちんと診察はして見てくれるのだけど、若くてプライドが高い所があって
『この病状だったら後遺障害の診断書は等級が降りるように掛けるし、保険会社に保険診療を打ち切らさせる事はさせないから』と言っていて、
通院をしてから2か月が過ぎた頃に保険会社から電話で『保険診療を打ち切る』と言って来たので、医者にその事を伝えて「弁護士をいれても良いが」と聞いたら、
『弁護士を入れなくても大丈夫、こっちで対応するから』と言われて、家に帰ると直ぐに病院から電話があって、事務員の人に『保険会社から電話があって、先生が話をしたけど『保険診療を打ち切る』と言われて、病状の説明をしたのけど、5日後に打ち切られる事になりました』と言われ、また病院に戻って医者と話をして『弁護士を入れても良い』と言ってもらい、直ぐに無料の弁護士相談に電話を掛けて相談する事にした。
前に会った弁護士の名前を忘れていたから違う弁護士での相談になって、若い弁護士が来て、これまでの事を話していると無料で相談出来る時間が来たので、別の日に事務所に行く事になった。
事務所に行く前にネットで交通事故の事を色々調べて、勉強をしてから事務所に行って、その事を話すと
『ネットの情報は嘘が多いから見ないでくれ』と言われたが、他に弁護士の知り合いもいてなくて、ネットで見ていた旧日蓮弁の契約基準より安い、『弁護士費用の着手金5万円、成功報酬15%、裁判になった時は別に5万円の金額、税抜きで』と言われたので、その事を委任契約書に書いてもらい委任契約をした」
「旧日蓮弁の契約基準って何ですか」
「良く分からないけど、今の弁護士報酬は自由報酬になっていて、弁護士が自由に着手金や成功報酬を決める事が出来るらしいのだけど、ほとんどの弁護士が旧日蓮弁の弁護士報酬での金額で着手金や成功報酬を決めているらしい。
依頼の内容によって金額が違うみたいだけど、今回の事故の場合3百万円以下だと経済的利益の8%、3百万を超え3千万以下だと5%+9万円、3千万から3億円までが3%+89万円、それを越えると2%+369万円が着手金となっていて、成功報酬が3百万以下だと16%、3百万から3千万だと10%+18万、そこから3億までが6%+138万、それ以上で4%+738万円となっていて、多くの弁護士はそれに合わせているらしい」
「そうなのですか、ややこしいですね」