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精神病院に入院した  作者: 幸(ゆき)
19/43

他の病棟への移動

3日間のチェックが終わり、それを看護師に渡した。


しばらくすると泌尿器科の医者が部屋に来て


「やっぱり、トイレに行く回数が多にな。トイレに行く途中で漏らしたり、夜、おもらししたりはないか」


「それはない。済ませた後に残量感はあるけど」


「そうか、それやったら治療法はないな。もう一度見直すら少しから待っといてくれ」と言って、何処に行き、少ししてから戻って来て


「夜、最後にトイレに行ってから朝にトイレに行った時の尿の量が多いから、尿を溜める事は出来るようや。その他は回数が多くて尿の量も少ないから尿の回数を抑える薬を出す。ただ、便も出にくくなる薬やから便の出が良くなるように下剤も出して様子を見る様にしてみる」


「わかりました、ありがとうございます」


泌尿器科医が部屋を出ていくと直ぐに消化器内科の医者が来て


「泌尿器科の検査が終わったようなので明日A2行ってもらって、明後日大腸の検査をします。

 前日から下剤を飲み、朝から大量の液体の下剤を飲んでもらい腸の中を空っぽにしてから検査をするので、しんどいかも分かりませんが頑張ってください。」


「分かりました。数年前に一度検査をした事がありますので・・・」


テレビの所に行くと坂口と白石と川口がいて、さっきまでの事を話すと坂口が


「ここの棟が一番まともやから、他の棟に行ったら変な奴かいてるかも分からんから気をつけなあかんで」


「ま、いろんな奴がいてるやろうけど大丈夫やろう。

 それより『パソコンの持ち込みはあかん。ケータイ電話も看護師に預けて、使う時にだけ渡してもらう事になる』って言われてるのと、朝の連ドラが見れるかが不安や」


「そうか、朝飯を食ってからやろうから明日はテレビ見れるやろ。とりあえずがんばれよ」


 

翌日10時を回った頃に担当の看護師が来て、一緒にA2向かった。


エレベーターで1階まで下りてコンビニの後ろにあるエレベーターに乗りかえて2階で下り、ホールに出て扉の前で立ち止まり、インターホンを鳴らした。

 

外から看護師が奥の扉の鍵を開け、こちらの扉の鍵を開き出て来た。

 

B5と違いカギが掛けられている様で、少し、めんどくさそうだなと思った。

 

看護師同士が話をして「ケータイを渡して」と言われ、渡した。


「ケータイ電話は預かりで看護師に言ってもらって受け取り、ここの扉と扉の間に入って使ってください。

 外に出る出口と中に入る入口の鍵は掛けますので、電話が終わったら窓を叩いて、向こうにいる人を呼んで鍵を開けてもらって下さい」


「充電はどうしたらいいのですか」


「中にコンセントがあるので、コンセントにさしながら話してください」


 通路をまっすぐ進み右に曲がり少し進むと左にナースステーションあって、右側がテレビがある広い場所になっていて、B5と同じようにテーブルと椅子が並べられていてお茶と水が出る機会もあった。


ナースステーションで持ってきていた着替えとタオルを看護師に見せて、持ち物のチェックをしてから部屋に案内された

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