表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精神病院に入院した  作者: 幸(ゆき)
11/43

病院の外

            ・・・・・・


財布と通帳、印鑑を入れて鍵を掛けてベッドに寝転び、電動ベッドの高さを上げて頭と足の調節をした。


 暫く寝転がっていたが暇でパソコンを取り出してケータイからネットに繋ぎメールを見たが、大したメールは来てなくてパソコンを閉じ、食事をする広い所に行った。

 

 テレビがある場所には向かい合う様に横に2人掛けのテーブルがいくつもあって、テレビがあるテーブルの奥側に背の高い60歳位の男と、テレビの正面の席に背が高くガタイのいい30代位の男と、その後ろに70代位の背の高いガタイのいいおばさんがニュース番組を見ていた。

 

 それら見ながら病棟内を一回りして部屋にもどり、パソコンを開いて無料で読める小説投稿サイトに投稿している小説のチェックをしてから1階のコンビニと外の回りを見に行こうと、病棟から出る時に出す札を持ってナースステーションに向かった。


札を見せて看護師に

「外に行って見たいのですけど」


「院内ですか?日々日々商事までだったら院内なので出ても大丈夫ですけど」


「外のコンビニです」


「どこのコンビニですか?」


「名前は分からないけど」


「外のコンビニは院外なので無理です」


「え、『外に出ても良い』と言われていますよ」


「え、ちょっと待ってください」と言って、パソコンを見て「本当ですね。札の上に赤いシールを貼っときますので、外のコンビニに行ってもらっても大丈夫です」


「そうですよね、分かりました」

 

 エレベーターに乗り1階に下りた。

 

 下りて左側にある入口に向かうと左側にコンビニがあって、中に入ってひと通り見渡して出た。

 

 出て直ぐ左側に食堂があって正面には休憩所があり、カウンターとテーブルがいくつかあり、椅子が並べられていた。


 その隣がもと来た通路で外への出入口になっていて、一つ目の自動ドアと開き小さなホールを過ぎてもう一つの自動ドアを通って外に出た。


 出て左側に駐車場とタクシーが止まれる場所があり、その奥の道路を挟んで大きな一般病院があった。

 

 駐車場と病院の間の細い通路を歩くと階段となだらかなスロープになっていて、その右側が自転車置き場になっていた。

 

 正面に大き目な病院系列の施設が二つあって、左に行くと直ぐに右に曲がる道があり、その左側に広めの煙草を吸ったり休憩をする場所があって、その隣に100均と100円の総菜などを売っている日々日々商事があった。

 

 日々日々商事を左に見ながら真っすぐ行き左に曲がる信号機がある道路に出て、右側にコンビニがあった。


 信号を渡って右に行くと別の系列のコンビニがある事を知っていたがそこまで行かずにコンビニに入って中を見渡し、何も買わずに戻った。


 病室に戻ったがする事がなくパソコンを出してFacebookを開いた。

 Facebookのアカウントは自分の名前ではなく難病だと告げられてから書いた小説の題名にしていて、なぜだか分からないが友達も大勢いた。


 障害者手帳は身体と精神の手帳を持っていたが精神障害病院で入院するが初めてだったので、Facebookで(障害者)と検索して、いくつかの障害者のグループに参加させてもらい、マスメディアが投稿している物も見つけて、内容を見てコメント出来そうと思ったらコメントをしようと思った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ