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青年と秋蛍

作者: 知人A

一章 夜

その日、青年は眠れなかったので、家を出た。

外は暗かったが少しすると目も慣れてくる。

空は星一つない曇り空だ。

十一月も月籠もりに差し掛かっていたため寒くなってきた。少し道を外したところにあぜ道がある。青年はそこを目指して歩いた。

二章 道

青年は泣いていた。あぜ道に響き渡る声を聞いた螢が青年に問いかけた。「青年、君はなぜ泣いているのだ。」青年は「歳を負いたくないのだ。歳を負えば僕の全部が悪くなる、思い出だって消えていくし、人に迷惑もかける。」と云った

「生きることが辛いのか?」翼を広げ、夜鷹は聞いた。

「違う。死にたくもないので、生きたいとも思う」

「それは理不尽ってやつだ。君は一体どうしたいんだ」雛菊が激しく花を揺らせながら云った。

青年は困り果てていると雲は溶けて空には星空が咲いていた。

青年はすっかり泣き止み、家に帰り、その日はゆっくり眠った。

三章 河川

青年は雛菊が言っていた理不尽という言葉を咀嚼していた。しかし自分が理不尽な人間だとは片鱗も思わなかったのだ。

むしろ、これは生きている人類全員が思っていることなのではないかと思っていた。「きっとそうに違いない。人は生まれ育ちやがて死ぬ。しかしそこに疑問や反感を持つ人は少ない。それはいかにもそれが当たり前のことになっているからだろう。人間では抗えないものだからなのだろう。誰にも教わらなく、灯火が消えるその直前の感覚を知りたいと思うのは生があるからなのだろう」そう考えているといつしか河川沿いに来ていた。ひらり、ひらりと落ちる枯葉はまさに歳の経過を表しているようだった。

よ四章 夢(dreamᕕ( ཀ ʖ̯ ཀ)ᕗ)|」=×*夢十とめつ 第一夜

「そうか、失敗したんだね。僕はもう世を出よう」こんな夢を見た。起きた時から体が震えていた。今日は家を出ないようにした。


莠皮ォ?

隨ャ莠悟、 遘√?譌「縺ォ螟「縺狗樟螳溘°蛻?°繧峨↑縺?⊇縺ゥ豁ウ繧偵→縺」縺ヲ縺?◆縺ョ縺?繧阪≧縺

六章 もう終わり

この日記を書いている 命の重ね火が小さく揺れている。もう分からない

七章

分からなくってきた。わたしはなにを考えていたのだろうか、考えたわたしがバカだったのだろう。

はちしょう

ちくしょうもうなにもかけない


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