誤解の訳
Side タケシ
朝メイドさんに起こされた朝食の用意が出来たらしいせっかくだからアイツ等と訓練の事でも話そうと思ってたんだがユウカが赤髪の子と楽しげに
話しているせっかくだから挨拶ぐらいはしておこうか
「よう!なに話してるの?」
「あっタケシ」
「おはよう」
「ちょうど君の事を話してたんだよ」
「!えっとその」
やベーまさかそっちから話かけてくるとは、そういえば俺名前知らないんだどうするかなー!!!
「ああえっとタケシこちらはアカネさん、アカネさんこっちはタケシ」
「よろしく」
「よろしくお願いします」
ナイスだユウカとりあえず名前だけはなんとか分かった!
「君に聞きたいことがある」
「?なんですか?」
「神様から何か貰えた?」
?加護って皆が貰えるんだよな何で聞いて来るんだろう?もしかして……………
「ああ特別な能力とかは貰えてないけど加護は貰いました」
「お願いしたんですけど駄目だって言われまして」
「そうなんだ…………いや〜昨日水晶玉がかなり光ってたから何か貰ったのかな〜って思ってさ」
なるほど確かに昨日の水晶玉の光強かったからな
それにしても赤髪に緑の目、日本では名前や名字
に色の漢字がふくまれている人は、その色が髪や
目の色になるって聞いたことはあるけどそういう
人達は、基幹区域からめったに出て来ないはずだ
後はハーフとかだとなるけど、その場合少し黒くなるはずだ…………後で相談して見るか
これから訓練の内容が説明するらしいとりあえず
内容は、他の子に聞くとして近くにいたユウカに
相談しなくては!
「なぁユウカちょっといいか?」
「なに?説明きかないの?」
「後で他の子に聞くよ、それよりもアカネさんって本当に日本人だと思う?」
「そりゃぁそうでしょ、アカネさん自身かそう言ってたよ」
「でもよ「それにアカネさんはハーフなんだってさ」
「だとしたらおかしくないか?確かハーフって髪が少し黒くなるはずだろ!」
「……………………まぁ確かにそうだけど」
「だろ!、それで相談なんだけどさ説明が終わったら呼び出してくんないか?」
「えぇー」
「いいだろもしかしたらスパイかも知れないし」
「スパイねー違うと思うんだけどなぁー」
「とにかく頼むよ!」
「まぁ分かったよ」
「えっとここが私の部屋ですどうぞ中に入って下さい」
「お邪魔します」
「…………………………」
訓練の説明が終わりアカネさんをユウカの部屋に
連れて来れた。
絶対スパイかなにかだと思う
「どうかしましたか?」
「!いやぁ何でもないよ」
「ほらぁタケシも早く座って」
「……………ああ」
びっくりしたーこっちの考えがバレたかと思ったー早く質問しないとバレで逃げられそうだ
「あのー早速なんですけどいいですか?」
「?はい大丈夫ですよ」
「じゃあ聞かせてくれあんたは何物なんだ?
どう見ても日本人じゃあないだろ!」
「?え?なんで?」
とぼけてるな!
「まず日本人は、基本黒髪とかだ赤髪じゃあ無いそれにお前目が緑だろ」
「なるほど確かに日本人らしく無いですよねだけど私は日本人ですよ」
「そんn「それに私が日本人だとゆう証拠がありますよ」
「じゃあ見せてくれますか?」
「いいですよ携帯ゲーム機やスマホとかがありますしそれ以外にも最近のマンガの話でもしますか?」
「そうですかでは最近流行っているドラゴン族の旅なんてどうでしょうか」
あれそれってユウカが書いてる漫画じゃん確か恥ずかしいから誰にも見せないようにいつも持って歩いてるやつ引っ掛けるつもりか?
「そんなマンガ無いですよね」
あっさり見破られた!
「!どうやら本当に地球からきたみたいだな」
「信じてくれるんですか?」
「えぇ信じますしかし本当に日本人なんですか?」
「そうですよこの髪と目は、神様にお願いしたんですよ」
「!嘘だ俺がお願いしたときは、力が強くなりすぎてしまって身体が持たないと言っていたぞ!」
よっしゃーついにボロを出したな
「それって力が欲しいって言ったからじゃないですか?私は髪と目だけでしたから叶えてくれたんだと思いますよ」
「あ!」
「はぁ〜やっぱり勘違いだったじゃん」
「ウッごめん」
「ごめん?」
ユウカからのアツか怖い
「ごめんなさい」
「よろしい」
「これで誤解は、とけたかな?」
「はいありがとうございます」
「本当にごめんなさい」
「まぁもういいですよそれよりも他の話をしましょう例えば…………………………」
結局アカネさんは、スパイでは無かったけど何か隠してるような気がするんだよな〜