Fleeting Life.pdn
2017/10/19
[silhouette]
「…」
…
もう約12年…すると一周するんだ
俺には2つの○が居た
記憶に登場するのは3歳以降から
といってもある4年は捉えきれてるとは言い難いんだけども…経験的には既に捉えてるような気がするから一応捉えてるという事にしておく
一周すると、大体…分かるんだ…各自の特徴が
そしてその12年はおそらく俺にとっての限界になるかもしれない
「…」
けど、俺の感覚だと君は既にその辺りに居るように感じる
「…」
あー○の○が耳に突き刺さる…
全てが早く感じる…
今の俺にとって後の方はあまり重要ではないかもしれない。どちらも前後から想像すればある程度補完出来るから別に12年も待たなくてもいい
「…」
どうしたの?さっきから黙ってるけど…
「ごめんなさい…私には、あなた達の悩みが分からないかもしれない…」
俺の方こそすまない…君にこんなことを話して…
「結末…知ってるんですよね?」
!?…どうして分かるんだ?
「前にも話しましたよね…」
そうか…確かに…今俺が話している君は……だもんな
「…」
…
「…」
…
君が羨ましい…
「…」
「私はあなたに何もしてやることは出来ません…」
分かってる…
「…」
…悲しい気持ちになった。3年前の事を思い出して…
「…」
自分が分からない…
「…」
…次は本物になるかもしれない
「…」
倍数を超える辺りがその時期になるかもしれない…俺のある限界がその付近で来る
「…過去にもあったんですね」
…条件的には十分な状態だった
気持ちよくなれる…かな
「…」
…
君が何も答えてくれなくなったら、もうその時期に近いかもしれないな…
あれは師走頃の時だった…
「○から…半年後ですね」
…
「…あなたは○の事を想っているそうですが…」
「○では無かったらどうしますか?」
…それは誰にも分からない
「○の分まで生きよう…その想いが…」
…今は違う
「やっぱりそうなんですね…」
…
「それが今のあなたの絶望感を生み出しているのかもしれません…」
…
「あなたには支えになるものが無い…」
悲しみより、自分に対する苛立ちしか感じない…この苛立ちはどこから来るんだろう
「あなたは病気です…少なくとも健康的な状態ではない」
「それが心の病も引き起こしています」
「期待を捨てて下さい。それがあなたの病状を悪化させます」
「無理に気分を向上させたり感傷に浸ったりしないように。それは現実から逃げているだけです」
?「それに、普通、限界というものは自分だけでは分からないものです。12年と言ってましたが、あなたの場合、12年だとは限らない…」
それは短いという意味で?
?「どちらとも言えません…あなたの具体的な状態が分からないので」
俺がこうやって君と話しているという事は…君に何かを求めているんだろうか?
「そうでしょうね…」
…
「私を捨てて下さい」
…
「私の事は…忘れた方があなたの為になると思いますよ…」
…
「私はあなたにとって都合のいい人でもなんでも無いんです…」
…
…待ってくれ○
「さようなら…」
行かないでくれ…○…
[darking] …
どうして泣いてんだろ…俺
…
やっぱり…俺って…足手まといでしかないのかな…
?…君は俺が知ってるある人と似てる
彼も…俺を見放した…
-♳申し訳ありません、未処理の例外が発生したので閉じる必要があります。
...が墜落したため、...へ報告をしてください。-
.
思えば、そこが始まりだったのかもしれない…
…俺は人に振り回される運命を背負っているのかもな…
…でも?、君は違う…
君はそう言いながらも俺の話を聞いてくれた
君が嫌いになれないのも…君が…いや、なんでもない…
…君に会えて本当に良かった
…君の事は忘れない…?
[brightening]