78話二人合格する
更新するの忘れていました。すみませんでした。
雷鳴剣タケノミカヅチは魔法武器であり伝説級の武器である。これらの武器は、最低でもスキルや魔法を10個付与されてるらしい。
それでジョブスの大剣を切断したのはタケノミカヅチのスキル"超振動"によるものだ。文字通りにタケノミカヅチの刃が目に見えぬ程の速さで振動するスキルだ。
この超振動は主に武器破壊をするためのスキルだが、チェーンソーみたいに切れ味を増す事も出来る。ついでに教えておくと、遥のスサノオもタケノミカヅチと同じく伝説級武器だ。
「まさか俺が吹き飛ばされるとは、受け身とらなきゃ危なかったぜ」
そこはベテラン冒険者といったところだろう。受け身をとり全部ではないが衝撃を相殺したらしい。
「また、やります?」
「いや、お前も合格だ(これ以上やったら、俺が死ぬ)。それにしても………最近のルーキーはどうなってんだ?粒ぞろいだな……ブツブツ」
ジョブスはブツブツと一人言を呟き始め、ワタル達の事は眼中に無くなったようで一応合格証貰ったし受付に戻る事にした。
「お疲れ様でした。それで、結果の方はどうでした?」
夏希と遥の二人は合格証を受付のテーブルに「せーの」と置き受付嬢の目が点となった。
まさか、いくら獣王の推薦とはいえ凄いのはワタルとフラン(ルリも)だけかと思っていたらしく二人の顔と合格証を向後に見渡して驚愕を隠せないでいる。
「はっ!失礼しました。こちらがお二人のDランクギルドカードでございます」
「「やったー」」
夏希と遥がギルドカードを取得したところである事を思い出した。ルリの城以降自分のステータスを確認してない事に。戦争でアレだけ敵を倒したのだ。どれだけレベルが上昇してるのか楽しみである。というか魔法やスキル以外まじまじ見るの始めてかもしれない。
「(ステータスオープン)」
・名前:ワタル(桜井歩夢)
・Lv:85
・職業:万能ファイター
・装備:桜花(現在:一本桜モード)
・称号:勇者、Bランク冒険者、Sランク商人、異世界ハーレム(笑)
・体力:1万8000/1万8000
攻撃:1900(桜花装備時に変化:一本桜モードで1万9000、他のモードによって数値が変わります)
※一本桜モードは通常の刀形態の事。
・防御:1000(桜花装備時に変化:一本桜モードで1万2000、他のモードによって数値が変わります)
・速さ:2200(桜花装備時に変化:一本桜モードで2万1200、他のモードによって数値が変わります)
・魔力:52億8560万5250/52億8560万5250
・魔攻:1520(桜花装備時に変化:一本桜モードで2万5600、他のモードによって数値が変わります)
・魔防:1800(桜花装備時に変化:一本桜モードで2万9300、他のモードによって数値が変わります)
・魔法:極楽魔法、闇反魔法、黒雷魔法
・スキル:不老、血液操作
よっしゃぁ、レベル上がってる。それにしても他のステータスより魔力が段違いだな。それにしても………称号に異世界ハーレム(笑)ってなんだ。(笑)ってなんだよ。俺にとって大事な事なので二回言いました。
他のステータス値は………デカすぎるのと比較した事なかったから良いのか悪いのか分からん。まぁ称号に勇者がついてるから良いと思うが、勇者がついて低いって言ったらマジで俺は泣くと思う。
後変わった事というと魔法に黒雷魔法が追加された事だ。おそらく、雷姫との戦闘中に黒い雷を使用したような気がしたがこの魔法だろう。後でどんな魔法か確認ついでに練習したいな。
ワタルがステータス確認中は、端から見たら黙って考え事してる風に見えたみたいで夏希と遥がこちらをジーーーっと見詰めている。
「あっ、悪い悪い。自分のステータスを確認してたんだ」
「「ステータス!!」」
ステータスと聞いて二人の目がキラキラと輝き始める。日本にいた頃は二人ともゲームや漫画にラノベが大好きだったからな。
「「ど、どうやって見るのかな?」」
「ステータスオープンと言えば見れるよ。慣れれば頭の中で唱えればOKだ」
「「す、ステータスオープン」」
・名前:白崎夏希
・職業:魔法剣士
・装備:雷鳴剣タケノミカヅチ
・称号:Dランク冒険者、ワタルの婚約者
・体力:1万6500/1万6500
・攻撃:1320(雷神化時1万4500)
・防御:1120(雷神化時1万2000)
・速さ:1800(雷神化時3万8000)
・魔力:4800/4800(雷神化時8万1050/8万1050)
・魔攻:1430(雷神化時2万3590)
・魔防:1240(雷神化時2万2480)
・魔法:雷魔法(雷神化時、雷神魔法に変化)
・スキル:雷神化
「これがステータス………ゲームそのままで感激です」
自分のステータスを見た夏希は、ドキドキワクワク感が止まらなくウルウルと嬉し涙を流してる。




