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そして布は幼女を護る  作者: モッチー
第2章「絶対もふもふ戦線」
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ズルいですね

 ミリアちゃんのところへ行くことを告げると、この時間なら地下工房にいるはずだとフォル爺は教えてくれた。

 工房とはミリアちゃんがアーティファクトを研究するために用意された空間で、言ってしまえば趣味部屋のようだ。そこでは毎晩、研究と称したなにかが行われているらしいのだが、基本的に立入禁止とされているため把握しているのはカノンくらいだという。

 アーティファクトというと、螺旋刻印杖もそうだとナミツネが言っていた。あれを工房で扱えるように解析したのだとすれば、趣味部屋と言ってもなかなかの設備が整っていそうだが……。

 ともかく行ってみればわかるだろう。

 相変わらず屋敷内の作りを把握していないので、工房までの道を教えて貰おうとしたらフォル爺は少し待つようにと言い出した。

 なんでも、ミリアちゃんは寝る前にホットミルクを飲む習慣があるようで、そろそろ持って行く時間なのだとか。

 せっかくだ、そのくらいなら俺が引き受けるとしよう。




 言われた通りに廊下を進むと、地下へ降りる階段を発見した。

 地下というので薄暗く湿っぽいイメージがあったのだが実際そんなことはなく、清潔な白い壁に赤いカーペットが敷かれた階段が謎の照明器具によって明るく照らし出されていた。貴族のお屋敷なのだから当然といえば当然か。

 ちょっとした探検気分で階段を降りて行き、その先で見つけた木製の扉をノックすると、すぐに中から開かれる。


「あれ、クロシュ様? てっきりフォル爺かと……」


 開けてくれたのはカノンだが、俺を見るなり首を傾げていた。

 トレイに乗せたポットとカップを見せると、フォル爺の代わりに来たのだとあっさり納得して中へと招いてくれる。


「入ってもいいのですか?」

「クロシュ様なら大丈夫ですよ」


 カノンがそう言うのなら本当に大丈夫なのだろう。

 扉をくぐると、フォル爺も知らないという工房内の全貌が明らかとなった。

 地下工房は想像していたよりも広く、そして幻想的だ。

 壁に設置された細長い透明な管が淡い光を発していたのだ。それも赤、青、緑、黄、紫、白などなど彩り豊かである。それらとは別として照明が天井にあり、夜の地下とは思えないほどの明るさを保っていた。

 隅には分厚い本がギッシリと収められた棚と、一見するとガラクタのような雑多な物が放り込まれた木箱、机の上に散乱した紙切れと小さな工具めいた道具が確認できるが、より目を引く物が部屋の中央に鎮座している。

 でっかい車輪に連動して可動するのであろう金属の棒、ポンプのような容器に数本の管が繋がり、正面には一際目立つ炉とでも呼ぶべき鉄の塊がどーんと設置されていたのである。

 その文明レベルが一歩進んだ物体は、なんらかの機関を連想させた。

 気になる物が多すぎるんだけど……ええい、ミリアちゃんが先だ。


「ところでミリアはどこに?」

「はて? 先ほどまで椅子に座っていたのですが……」


 たしかに、どこからか視線を感じるな。

 目だけを動かして確認すれば、なんと物影からじーっと覗く二つの瞳が!


「……あれはいったいなんでしょうか、カノン」

「え、えーっと……」


 なぜか謎の機関に隠れてこちらの様子を窺うミリアちゃん。思いっきり見えてるんだけど、あれで隠れているつもりなのだろうか。理由を知っているかとカノンに耳打ちしてみたけど、やっぱり理解不能らしい。


「ミリア、なぜそんなところで見てるんです?」

「っ!」


 声をかけたらサッと完全に姿を隠してしまった。小動物かな?

 よくわからないけど、まさか避けられてるなんてことは……。


「あっ、クロシュ様……あれはお嬢様が拗ねている時の行動です」


 こしょこしょと小さな声でカノンは教えてくれた。

 だが拗ねているとは、いったいどういう意味なのか。


「恐らく、クロシュ様がそのお姿になられてから屋敷の皆さん……特にメイドたちに大変人気になられたので、あまり構って貰えないことを拗ねているのです」


 え、なにそれかわいい。


「つい先ほども、お嬢様はクロシュ様を探しに行かれたのですが数人のメイドを連れて歩いている場面を目撃されたそうで……」


 調理室に向かう途中のことか。あれをミリアちゃんに見られてしまったと?

 そして俺が危惧していた通りになってしまったというのか。

 だとすれば、今のミリアちゃんの中で俺の評価は調理室にいた軽薄男と同じということではないか!?

 それは良くない、非常にマズイ。

 ちょっとメイドに囲まれて浮かれていた部分がないとも言い切れないけど、大事なのはミリアちゃんなんだからね!

 この思いを正しく伝えるには……あれしかない。


 カノンにポットを乗せたトレイを渡すと、俺は音を立てずに謎機関の後ろへ回り込む。そこでミリアちゃんは膝を抱えて座り込んでいた。

 やけに小さく見える背中は、まあ実際に小さいんだけど、俺にはミリアちゃんの心情を表しているように感じられた。

 ちょうど背中を向けているから、まだこちらに気付いていないようだ。

 ならばこのまま。

 ゆっくりと後ろから手を伸ばし、小さな体を包み込むように抱きしめた。


「えっ!?」

「よーしよーし」


 驚いて振りほどこうとするミリアちゃんを、しっかりと捕獲して離さず、ついでに頭をなでなでする。


「な、なにを……?」

「よしゃしゃしゃ、よーしゃしゃしゃしゃ」


 思わず小動物をなでる感覚でやってみたけど、だんだんと抵抗する力が弱まっているので続けてみよう。

 とにかくスキンシップだ。こういう時は触れ合いが大切なのだ!

 全身を使いながら俺の愛が伝わるようになで回すと、やがて完全に沈黙したミリアちゃんはグッタリとして動かなく……もとい離れようとしなくなった。

 ふふふ、やはりこの考えは間違いではなかったようだな。




「いいですかクロシュさん。私は動物ではないのです。あのような撫で方では失礼です。なので次からは気をつけてください」

「はい」


 数分後。硬い床に正座させられた俺は、腕を組んでご立腹の意思を体現するミリアちゃんに説教をされていた。カノンは微笑みながら見守っている。

 おかしい。

 機嫌が良くなったと思いきや、いつの間にか怒っているとは。

 まさか思春期……にしては早いかな。


「ちゃんと聞いているんですかクロシュさん」

「はい」


 一言一句、逃さず耳に入れましたとも。

 しかし考慮した結果、丁寧になでるなら構わないと言っているように思えるのですがミリアちゃん的にそこが重要だったのでしょうか?

 これを聞き直すのは、さすがに無粋というものなので確認は取れなさそうだ。


「……別に、撫でられるのがイヤというわけではないので……と、とにかく次からは気をつけてください!」

「はい」


 聞き直すまでもなかった。

 ちょっとなごみかけたけど、今はしっかりと反省の色を見せなければ。


「クロシュ様もしょんぼりと反省されていますし、すべてお嬢様のためを思っての事ですから、そろそろ……」

「ん、わかった」


 素晴らしいタイミングでカノンからのフォローが入る。

 いや、久しぶりの正座で限界が近かったので本当に助かった。

 すかさず立ち上がると俺はミリアちゃんに近寄り、正面から抱きしめた。


「んなっ!?」

「先ほどのやり直しです」


 今度は優しく、愛おしむよう柔らかな髪に触れる。


「私は、私がミリアをどれだけ大切に考えているかをわかって貰いたかったのです。それには、こうすることが最も私の気持ちを正しく伝えられるのではと……」

「わ、わかりました! わかりましたから!」


 本当にわかってくれたのかな?

 だが、あまりしつこくても嫌われてしまう。何事もほどほどが肝心だろう。

 それにミリアちゃんも嫌がっている風ではあるけど、徐々に脱力しているのが感触でよくわかる。きっと照れているだけだ。

 最後にギュッと抱きしめる腕に力を込めてから離れれば、後には真っ赤な顔で頬を膨らませたご立腹ミリアちゃんが顕現した。

 あ、またやっちゃった?

 ほっぺたを指で突っつきたくなる衝動に駆られるも、ここでやったら火にガソリンをブチまける行為に等しいので必死に堪える。

 どちらにせよ手遅れだろうか。


「……もう、クロシュさんはズルいですね」


 神妙な面持ちで沙汰を待っているとミリアちゃんは溜息をひとつ吐き、最終的には困ったような笑顔でそう呟いた。

 どうやらお説教の続きはないらしい。足の感覚が半分ほどないので良かった。

 カノンも変わらぬ頬笑みを浮かべたまま親指をグッと突き上げて称賛してくれているし、俺の答えは正解だったようだ。


「良かったですね、お嬢様」

「……もしかしてカノンの差し金なの?」

「ふふ、メイドたちに取られないかと心配していたようなので」

「そんなこと……!」

「ずいぶんと心地よさそうでしたけど?」

「だって、あの時と同じで、こう、安心感みたいなもので満たされちゃうから」

「……そんなにスゴいんです?」

「あのままだったら確実に戻れなくなる」

「ご、ごくりっ……!」


 なにやらごにょごにょとナイショ話をしている。ここで聞こえないフリをするのが大人の嗜みだ。あーあー。

 しかし、いつまでも聞こえなーいしていたってしょうがない。もう夜も遅いし、そろそろミリアちゃんも眠る時間なのではなかったか。

 ガールズトークに割り込むのは心苦しいけど睡眠はちゃんと取らないとね。

 そのために用意したホットミルクだ。


「せっかく持って来たのですから、冷めないうちに飲んでください」


 俺は机の上に置かれていたポットを手に取り、中身をカップに注ぐ。

 すると、真っ白な湯気が甘いミルクの香りと共に工房内へと広がった。

 思っていたよりも保温性が高いのか、まだまだ温かそうだ。


「それはマジックポットと言って、中身の温度を保つ効果があるんですよ」


 俺の疑問を察したのかミリアちゃんが教えてくれた。

 というか、これ魔法瓶だったのか。

 でも、この世界の場合だと科学じゃなくて……。


「ひょっとして、これも魔導技術によるものでしょうか?」

「はい、その通りです。正確な歴史は不明ですが私が生まれるよりずっと前に発明されたそうです。言わば魔導技術の先がけとなった道具ですね。一説によると大昔の勇者が自ら開発に取り組んだともされていますけど、その時代は勇者が何十人もいたそうなので調べても詳細は分からず――」

「お嬢様、カップに注いだら保温効果もなくなりますので、お早めにどうぞ」

「あ、うん……」


 話の腰を折られる形になってしまったミリアちゃんは、ちょっとだけ不満そうにしながらもカノンから受け取ったカップに口を付け……すぐに離してふーふーと息を吹きかけた。まだ熱かったようだ。

 しかし、さすがはカノン。

 うっかり魔導技術の話を振ってしまったことで話が長くなりそうだったのを見事に流してしまった。


「まったくもう、お嬢様は魔導技術の話になるとすぐに見境がなくなってしまうんですから」


 当のミリアちゃんも自覚はあるのか、少しだけバツが悪そうにミルクを飲み続けるフリをしていた。まだ熱いでしょ、それ。


「お世話役の私としても、新学期が始まるまでには治して頂きたいのですが」

「わ、分かってはいるんだけど……」


 ちょっと気になる単語が聞こえたぞ。


「新学期というのは学校のことでしょうか?」

「ガッコウ……ですか?」


 意味が伝わっていないようなので詳しく説明すると、どうやら学校に相当する施設は『学士院』と呼ぶらしい。

 理由は不明だけどその呼称で統一されているようだ。


「三百年前だと、学士院は存在しなかったそうですからね。クロシュさんが知らないのも仕方ないです」


 それが正しければ、三百年前より後に学校が作られたことになる。

 三百年前……それは俺がインテリジェンス・アイテムとして生まれ変わったのと同じく、勇者が召喚された時期だったはず。

 となると、最初の学士院を設立したのも勇者だったりするのだろう。割とありがちな展開だ。


「では、ミリアはがっこ……学士院に通っているのですか?」

「そうですけど今は冬季休暇といって長いお休みに入っているんです」


 いわゆる冬休みか。

 それだと現在の季節は冬となるはずだけど、その割にはあまり寒さを感じないような……そういえば【人化】してからは外に出てなかった気がするな。この屋敷は暖房がしっかりしているみたいだし、明日は試しに庭園でも散歩してみよう。


「お嬢様はお休みの度に、この工房に籠ってしまうので健康を損なわないか私は心配ですよ。たまには外出したほうがいいと思うんです」


 今は難しいですけど……と、カノンは小さく付け足した。

 じゃあ一緒に庭を散歩しようって誘ってみようかな。


「で、でもそのおかげで螺旋刻印杖もちゃんと使えるようになったし、今だって改良してる最中だから」


 ほほう、あれを改良とは面白そうだ。

 それを可能とするミリアちゃんの知識と技量にも驚いたが、あれほどの性能を誇る杖が手を加えられてどうなるのかも興味がある。


「具体的には、どういう風に改良されるのですか?」


 俺が質問するとミリアちゃんは、話題を変える好機と言わんばかりに実際に杖を手に取って教えてくれた。

 端的に言ってしまえば、安定性を追求した形になるだろう。

 元々は魔力不足による連射性の低さがネックだったのが、俺という外付けMPゲージの登場によって残弾を気にせず撃ち放題となり、代わりに強すぎる魔力の制御が課題となったらしい。

 それを改良の結果、二脚の支えを取り付けることで安定した姿勢で発射できるようにしたのだ。この支えにも細かい秘文字が印されており、魔力が流れている間は接着面と強く引っ付いたり、反動を吸収して流すアースのような役割を兼ね備えているという。さらには取り外しを可能にして携帯性も考慮し、普段は素の状態で扱い、状況に応じて精密射撃形態への移行を想定していた。

 ただ照準器そのものが存在しないので射撃精度に不安は残るが、初めから照準なしで練習していたミリアちゃんは例の襲撃時に狙撃まがいのことをやってのけている。他の人ならともかく、彼女が使う分には心配はいらないだろう。

 それに、あの杖の特性として魔力を溜めてから放つという予備動作がどうしても必要となるため、何発も撃って弾幕を張るよりは、狙って一発で仕留めるのに向いている。この方向での改造で間違いはなさそうだ……だが。


 俺はミリアちゃんから杖を受け取り、説明に感心したように構えてみせた。


 ……だが、それらはミリアちゃん自身が扱う場合の話である。

 仮に俺が使うことになれば、撃った後から【魔力操作】で弾道を操ったほうが便利なので発射時の安定など求めなくても良かったりするのだが……。

 そんなことをわざわざ言う必要はないだろう。

 それに見た目が狙撃銃っぽくなってカッコよさがアップしたからいいんだよ。

 なにより、独学でここまで頑張ったミリアちゃんを俺は褒めてあげたい。

 というか褒めよう。


「素晴らしいですね! さすがはミリアです!」

「い、いえ。それに、まだ改良中なので……っ」


 褒めちぎりながら杖を返そうと腰をかがめるように姿勢を低くしたら、ミリアちゃんと同じ目線の高さになり正面から見つめ合う形となった。

 そして、なぜだかミリアちゃんは驚いたかのような反応を見せた。

 気のせいかと思い杖を差し出すのだが……受け取らずに一歩後ずさる。

 これって避けられてない?

 ……まさか、さっき抱きつきすぎて、警戒されていたりするのでは?

 ど、どうすれば……。。

 オロオロとうろたえるばかりで解決策を見出せず、助けを求めるようにカノンへ視線を送ると、期待通りにこちらの意図を汲んでくれた。


「お嬢様、どうかされましたか?」

「え、えっと……」


 近寄ったカノンにこしょこしょと耳打ちするミリアちゃん。たまにチラリとこちらを見ている気がする。

 なんだろう。なにを言われてるんだろう。


「なるほど、そういうことですか」

「カノン……ミリアは私をなんと言っていましたか?」


 俺が不安を口にすると、反対に楽しげな様子のカノンはそっと告げてきた。

 

「人のお姿のクロシュ様にまだ少し慣れない……つまり人見知りですね」

「……え?」


 続けてカノンが言うには、本来のミリアちゃんは両親にべったりの甘えん坊であり、それが近年になり成長と共に緩和されていたことで、まったくの初対面であれば普段通りに対応できるようになったそうだ。

 しかし一定の仲になると、途端に隠れていた人見知りが顔を出すのだとか。

 布のままであれば気にしなかったけど、ここで俺が【人化】したことで意識してしまい、あまり近くに寄られると戸惑うものの、でも構って欲しいらしい。

 うーむ、これが複雑な乙女心というやつなのか。

 またミリアちゃんの新たな一面を知ってしまったな。


「では嫌われているワケではないのですね」

「はい……」


 申し訳なさそうな表情でミリアちゃんは頷いてくれた。

 これだけはハッキリしたので本当にほっとした。

 それに、これは裏を返せば俺とミリアちゃんの仲が深まっている証だろう。

 カノンもいずれは慣れるはずだと言うので、しばらく様子を見ることになった。

 ……むしろ、もっと触れあったほうが早く慣れてくれるのでは?


「拗れると大変ですのでご自重くださいね」


 やんわりと注意された。

 仕方ない、今夜のところは素直に引き下がろう。


「さて、つい長話をしてしまいましたね。私は部屋に戻りますのでミリアもちゃんと寝ないと大きくなれませんよ」

「わ、分かってますよ」

「やっぱりクロシュ様もお休みになられるんですか?」

「……この体は、まだ不明な点が多いので元の姿で待機していますよ」


 僅かに眠気はあるし、恐らく【人化】中なら眠ることは可能だろう。

 でも、もし敵が接近しても【察知】が反応しなかったら、あるいは反応しても俺自身が目覚めなかったらと思うと迂闊に眠るのは危険だ。

 それに俺は、あれだけの失態を演じた騎士隊を信用していない。少なくとも今はね。だから今夜のところは【人化】を解いて警戒しておこうと思う。


「お休みなさいミリア、カノン」


 最後に二人と軽く挨拶を交わしてから工房を出る。

 返せずにいた螺旋刻印杖をそのまま持って来てしまったのに気付いたのは、自分の部屋に入ってからだった。

 まあ明日の朝でもいいだろう。

次話でようやく物語が少し動く、予定です。

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