どうやらパーティーに間に合ったようだ
いつもと違う【融合】となってしまったが、まずは落ち着いてステータスを確認してみよう。
【アーマード・クロシュリア】
レベル:104
クラス:魔導機鋼布・融合体
ランク:☆☆☆☆☆☆(オリハルコン)
○能力値
HP:9000/9000
MP:6800/12000
○上昇値
HP:B
MP:A
攻撃力:C
防御力:C
魔法力:A
魔防力:A
思考力:C
加速力:B
運命力:B
名前は相変わらず俺とミリアちゃんが【融合】した状態……。
ちょっと待って。アーマードってなに?
以前までは確かに『クロシュリア』という名前だけだったはずなのだが、まさか俺とミリアちゃんの【融合】に介入する不届き者が現れようとは……脳を焼かれそうだ。
……気を取り直して、次はレベルを見てみよう。
ちょっと上がっている。これは何体か甲殻球を倒したせいかな。
でも百レベルを超えるとステータスの伸び率が悪くなると耳にしたので、今はあまり気にしなくていいだろう。
また、すでに【強欲】の魔王(お試し)というブーストがなくなっているので以前よりランクが落ちているし、あまりステータスも伸びていない。
代わりに今回はレギンレイヴという要素が加わっているので、多少は補われているみたいだが、どうしても見劣りしてしまうのは仕方ないと言うべきか。
目を引くのがクラスだ。
融合したら魔導機鋼布だった件。
前の魔導布というファンタジー世界っぽいクラスから、一気にスチームパンクめいたクラスに早変わりしている。それともマジックパンク……いや、よく考えたら帝国で耀気機関とか散々目にしているんだから今さらかも知れないな。
各種ステータスについては、完全に魔法タイプに偏っているのが一目瞭然だ。
物理による攻防は、あまり期待できそうにない。
元々、俺自身が武器ではなく防具……それも鎧系ではなく魔法使いのローブ系だというのも大きいが、これはレギンレイヴの性能も影響していそうだ。
この機体は接近戦よりも、遠距離から中距離を高速移動しつつ、魔力砲攻撃を浴びせる運用を前提とした設計だと思う。
それは武装からしても、殴り合いを想定していないことがわかる。
逆に言えば、武器さえあれば接近戦もできなくはないのだろう。
さっきミリアちゃんが証明してくれたようにね。
さて、一通り確認したがステータスに大きな問題はなさそうだ。
なので、次は現状について確認しようと思う。
特にミリアちゃんの……この体の状況についてだ。
実のところミリアちゃんの体は現在、ロボットに組み込まれた生体パーツみたいな有り様になっている。
場所は変わらずレギンレイヴのコックピット内なのだが、操縦席に体を預けているミリアちゃんの肢体が、ぴっちりスーツの上から機械に侵食されていらっしゃるのだ。
細い両腕は肘までガッチリと固定され、両脚はちょっと肉付きがよくなった太ももまで覆われ、背面は首からお尻まで身動きできないほど完全に一体化していた。
埋め込まれている、と言ったほうが近いかも。
驚いたのは、見た目はとても窮屈そうなのに意外と快適であることだ。むしろ開放感すらあった。
なぜなら俺の視覚、聴覚、触覚……あらゆる感覚が、レギンレイヴのメインカメラを初めとする各種センサーと同期していたからである。
それだけに留まらず各部位へ神経が通っているのか、装甲に覆われた機体の頭から、金属の指先に至るすべてが自分のものだと錯覚してしまう。
……いや、おそらく今のレギンレイヴはまさしく【融合】によって、俺とミリアちゃんの身体でもあるのだろう。
上空に吹く冷たい風に機体を曝せば、まるで自分が受けるのと同じく、ちょっと肌寒く感じられるのだから。
視線を下ろせば、ぴっちりスーツに包まれたミリアちゃんの身体が確認できる。
それと同時に王都の街並みも一望できた。絶景である。
身体が二つあるみたいで妙な感覚だけど、神経とか接続するタイプのロボットアニメの主人公たちは、きっとこんな気持ちなのだろう。
ちなみに俺の本体である布は、レギンレイヴのサイズに合わせて大きくなった上に、首部分に巻き付いて背面に垂れていた。
風になびいてバサバサッとする様は、まるでマントの如く優美だ。
なんだかテンション上がるなぁ。心は男の子なので。
「ミリア、聞こえますか?」
(く、クロシュさん、これは、どうしてレギンレイヴが……)
予想だにしない【融合】状態に、ミリアちゃんから戸惑いの感情が伝わる。
ひとまず落ち着いて貰うためにも、レギンレイヴは装備品の扱いだからですと説明してあげたら、聡明な彼女はすぐに納得してくれた。
(では、これもクロシュさんの力なんですね!)
「ええまあ、そういうことになるのでしょうか……」
単なる偶然なので、ミリアちゃんから向けられる尊敬の思念がこそばゆい。
さて、名残惜しいが、そろそろお話タイムは終わりにしなければなるまい。
なぜなら、こうしている今も、俺の魔力は真夏のかき氷みたいにガリガリ削られているので。溶けちゃう。
「細かい話は後にしましょう。まずは周りの敵を片付けたら、魔力を吸収し続けている巨大円環を叩きます」
(そうですね……わかりました、やりましょう!)
心をひとつにした俺とミリアちゃんは、【聖域】に阻まれて近付けない甲殻球の群れへ、鋭い視線を向ける。
すると反撃に転じる気配を感じ取ったのか、あるいは突破できない結界に対処するためか、甲殻球たちは一斉に離れ始めた。
その距離が、だいたい三十メートルほどだとレギンレイヴに備わったセンサーが教えてくれる。
一方こちらは、腕を組んだ姿勢で余裕の静観だ。
より正確に言えば、ミリアちゃんに威勢の良いことを言った手前、レギンレイヴの武装で効果的な攻撃手段が思いつかない、などと言えないだけである。
うん、どうしよう。
だって、あいつら魔力攻撃が通じないし……殴るか? カラテの出番か?
なんて作戦を練っていたら、先に甲殻球が動きを見せた。
無軌道に飛び回る甲殻球たちが、なんと俺たちに対抗するかのように三機一組となって合体したのだ。
その姿は三角形を描くように上部にひとつ、下部の左右に二つで、なにやらレアなコイルを彷彿とさせる形状だった。レア甲殻球だ。
(クロシュさん! 来ます!)
焦った声で教えてくれるミリアちゃんだが、こちらも感覚を共有しているので安心して欲しい。
センサーが捉えたのは、複数の高エネルギー反応だ。
その位置はすべて、合体したレア甲殻球の中心部分。そこに隙間が空いているワケだが、どういう原理なのか魔力が集まって光球を形成し、今まさに幾条もの光線となって放たれた。
迫る光線の数は十、二十、三十、まだ計測カウンターの数値は止まらない。
さらに合体によって出力も増しているのだろう。見るからに太い光線の推定エネルギー量は、これまでの三倍を上回っていた。
その危険度を訴えてか、コックピット内にアラート音が鳴り響く。
「当たらなければ、どうということはっ!」
一度は言ってみたいセリフを吐きつつ、俺はアクロバティックな動きで光線を回避する。
どれだけ数が多くとも、直線の攻撃を避けるのなんて難しくない。
激しい急加速の繰り返しによって、凄まじい重力がミリアちゃんの小さな体に襲いかかるが、【融合】状態ならジェットコースターより軽いものだ。
とはいえ、避けてばかりでは意味がない。
合体したのに敵影は減ったように見えず、相変わらず王都の上空は、無数のレア甲殻球によって制圧されている。
飛び交う飛行物体と光線を見ていると、気分は大作SF映画の中だ。
「今度はこちらの番ですよ」
光線を掻い潜った俺は、ひとつ閃いた方法を試す。
まずマントとなっている布を右手に手繰り寄せる。腕に絡ませたら【変形】と【武装化】によって螺旋状に先端を伸ばして尖らせ、長大な突撃槍を作り出した。
つまりは大型の布槍だ。
そして放たれ続ける光線を避けながら、レア甲殻球の真下に潜り込み、最大出力の加速で突撃槍を叩き込む。
(やったっ! やりましたよクロシュさん!)
結果はミリアちゃんのはしゃぐ声から分かる通り、合体した三機の内、二機を貫いて串団子ができた。
(あっ、逃げられちゃいます!)
残る一機は連結を解除して逃げようとしているが、ミリアちゃんが使っていた氷の槍とは違って、この突撃槍は俺の本体である布の一部だ。つまり……。
「逃がしませんよ!」
串団子から突撃槍が勢いよく射出されると、逃げる甲殻球を背後から穿ち、その機能を停止させた。
普段から使っている布槍と同じように、伸縮自在というワケだ。
もっとも、ヨルムンガンドによる魔力吸収の影響下にある今の状況では、一部のスキルは魔力消費量が上がっている。
大幅にMPが上昇する【融合】中かつ、瞬間的な使用なら問題ないが、多様するとあっという間に尽きてしまいそうなので過信は禁物だろう。
「おっと、これも回収しておきましょう」
破片が散らばる前に、俺は突撃槍に刺さった甲殻球を【格納】に入れた。あまり派手に戦うと、地上の王都に被害が出てしまう。気を付けなければ……。
「しかし思ったより、なんとかなりそうですね」
突撃槍を飛ばすのは控えるとしても、直接ぶち込めば装甲を貫いて撃破できると判明したのは大きい。
槍の形を維持するだけでも魔力は減り続けるが、このくらい許容範囲内だ。
あとは着実に数を減らして――――などと考えた直後のことだった。
(く、クロシュさん、あれは……)
「まさか、これは予想外ですね」
俺たちの目の前でレア甲殻球たちが集結し、さらに合体してしまった。
今度は六機一組となり、三角形ではなく六角形を描いている。
六連レア甲殻球だ。
なるほど……こうして甲殻球は次々に連結し、最終的に巨大な円環を形成するのだろう。
そして、この状況で二回目の合体をしたからには意味があるはずだ。
(また出力が上がっているみたいですよ)
「任せてください」
ミリアちゃんの言う通り、計測された甲殻球のエネルギーが先ほどまでと比べ物にならないくらい増大している。
とはいえ、攻撃方法は変わらず一本の光線だ。
増した出力によって射程距離や範囲は上がっているものの、合体すれば一度に放たれる光線の数は半分である。とても命中するとは思えない。
(後ろです!)
「なっ!?」
突如として後方から光線が放たれ、展開していた【聖域】に直撃するギリギリのところで急上昇し、回避に成功した。
足元を過ぎ去る光線は、間違いなく合体した甲殻球のものだ。
例え当たったとしても【聖域】を維持していればダメージはないだろう。
だが俺の魔力が削られるので、できる限り避けたいところだ。ミリアちゃんのおかげで助かった。
というか……びっくりした!
今のはなんだ? 後ろに甲殻球の反応はなかったのに、なにもないところから光線が飛び出してきたように感じたんだが……。
なおも浴びせられる光線の雨を避けながら注意深く観察すると、それを発見した。
放たれた光線のひとつが、地平線の彼方へ消えて行くと思われた直後……射線上に別の六連レア甲殻球が割り込み、その中心部分に魔法陣が浮かび上がった。
すると、そこへ光線が吸い込まれてしまったのだ。
次の瞬間、死角となる位置から光線が出現する。
今度は来るだろうと事前に予測していたので余裕を持って回避できたが、これはやはり……。
「私の転移陣と似たものみたいですね」
(す、すみません! 言い忘れていましたが、ヨルムンガンドは眷属が描いた円で転移の術を発動させられるんです!)
「そうだったのですね。ミリアのおかげで対処できます。助かりました」
(い、いえ……)
なかなか重要な情報を得られたぞ。
あの円環が転移の魔法陣を発動させるものだとしたら、光線がなにもない空間から現れたのも納得できる。
これは俺ひとりだったら、なにも理解できず狼狽えていたかも知れないな。ミリアちゃんのおかげである。間違いない。
俺の転移陣と違うのは、恐らくあっちは一方通行の代わりに、転移先に陣を設置する必要がない点か。
行き来するのではなく、攻撃に利用するなら反撃される心配もないし、こちらとしては厄介な事この上ない。
(クロシュさん、私が転移先を計測してみます)
「え、そんなことが?」
(ヨルムンガンド対策としてレギンレイヴに搭載されて……右です!)
「おっと」
言われた瞬間、俺も感覚的に転移ビームが出現した位置を把握できたのでさっと回避する。
ミリアちゃんの呼び掛けが早かったので、かなり余裕があった。
「すごいですね、そんな機能があったとは気付きませんでした」
(計測器が多いですから、集中しないとわかりにくいかもです。私もクロシュさんと同じで、レギンレイヴと繋がっていますから、こちらは任せてクロシュさんは操作に集中してください)
「なるほど。ではミリア、お願いしますね」
(はい!)
これは嬉しい誤算だ。
事前に対策しているのは氷の槍からわかっていたけど、ここまでの用意があるとは思わなかった。
ロボットアニメで言えば複座型になったようなものだろう。俺が操作を担当して、ミリアちゃんが複雑な電子機器の処理を担当する感じだ。もしくは戦闘を支援するオペレーター役の登場か。
なによりミリアちゃんの手助けというのが非常に心強い。
正直、俺だけだったらそこまで手が回らなかったのも事実だし。
それと気になるのは、あの転移陣だ。
たしかプレイスの話では、ヨルムンガンドは魔力をチャージして、この王都を更地にできる大規模攻撃が可能だという。
実際に、過去そういった事例があったことを確信している話しぶりだったので、間違いないのだろう。
だが攻撃ではなく、それは転移による結果だった可能性も浮上してきた。
その目的は見えてこないが、もしかしてヨルムンガンドは単なる破壊兵器ではないのだろうか。
(それからクロシュさん、ヨルムンガンドの本体を探してみてください)
「本体ですか?」
(眷属をいくら倒しても、本体が残っている限り止まらないみたいです)
「なるほど……ちなみに探知する機能などは」
(近くにいれば反応があるそうです……)
隠れていたらわからない、と。
のんびり本体なんて探している余裕もないし、そもそも本体が王都周辺にいるのかも怪しいな。
現状を打破するには足りない情報だと理解していたからか、ミリアちゃんの声色も申し訳なさそうだった。
となれば、やはり甲殻球を蹴散らして、巨大円環を破壊するのが先か。
そう決めて突撃槍を構えて接近してみるが……。
「くっ、まさか学習しているのでしょうか?」
甲殻球は俺を近付かせないように逃げ回りつつ、光線を浴びせてくるばかりで一向に距離が縮まらない。
たぶんだが、こちらは接近しなければ反撃できないと見抜かれたようだ。
実際、また突撃槍を飛ばすにしても、五十メートルくらいが射程距離だろう。伸ばすだけなら百メートルでもいけるが、距離を詰めないと容易に避けられる。この槍は遠距離戦に向いていないのだ。
それに、すべての甲殻球が相手では残りの魔力も心許ない。まだ本体の居所も不明だし、消耗するのは極力避けたい。
なるべく魔力を温存しなければならない状況なワケで……。
こうなると一転して、雲行きが怪しくなってきたぞ。
まさかミリアちゃんと【融合】状態で窮地に立たされるとは。
甲殻球との戦闘開始から、それなりに時間が経っている。
とっくに太陽は沈んでおり、明かりと呼べるものは丸い月と、俺の【聖域】くらいだ。地上の街並みは藍色に染まっている。人の気配を感じないほどに暗い。
それと夜闇の中から幾条もの光線が走る。その瞬間だけは、発射元である甲殻球を視認できる。広大な空では唯一と言っていいほどの目印だった。
もっとも、レギンレイヴに搭載されているセンサーならば、例え新月の夜だろうが正確に敵の位置を捕捉できるので、例え暗闇でも問題はなかったのだが……。
一瞬、視界が真っ白に染まった。
(わっ!? く、クロシュさん、雷です!)
どこかに落ちたようで、闇夜を払うほどの雷光が視界を塞いだのだ。続けて世界の終わりみたいな轟音がびりびりとセンサーを震わせる。うるっせ。
「ず、ずいぶんと急に天候が変わりましたね」
見上げれば、いつの間にか曇天となって月も隠れている。
さっきまで雲一つなかった気がするんだが……。
しかも地上ならともかく、上空に留まるのは恐ろしいな。
いつ雷が向かって来るかもわからないし、【聖域】なら無傷の自信はあるけど、結局は魔力を消費するのだから、あまり長居はしたくない。
さっさと甲殻球を片付けたいところだが、この膠着状態では難しい――――と思いかけたが、状況が変わっていた。
(あれって……クロシュさん、もしかして雷が当たったのでしょうか?)
ミリアちゃんの疑問はもっともだ。
なにせ甲殻球の一部が、まるでコントロールを失った飛行機の如く、墜落しているのだから。
ちょうど加速している最中だったからか、慣性の法則に従って王都の外側へ向かっているのが幸いだな。いちいち回収せずに済む。
(私たちも危ないのでは……)
「大丈夫ですミリア。もし当たっても防げますので問題ありません」
(そ、そうですか……ひゃあっ!?)
また雷が落ちて轟音が響くと、ぴょんと飛び上がりそうな気配を心の内に感じた。
そういえば、ミリアちゃんは雷が苦手なんだった。
前にも怖がっていたのを覚えているし、俺もちょっとビビるくらいだ。無理もないだろう
となれば、すぐにでも避難させてあげたいけど、俺は悩んでしまった。
どうやら甲殻球は雷に弱いらしい。はっきり言って大チャンスである。ここで一気に畳みかければ形勢逆転なのだが……。
(だだ、だいじょぶです! わ、わたしのことは、気にしにゃいでくだひゃい!)
思念の声は震えているし、きっと涙目でぷるぷる震えている。それでも気丈に戦闘続行の意思を伝えてくるミリアちゃん。
ぎゅっと抱きしめてあげたく存じます。
なんて衝動に駆られている間にも、甲殻球はカトンボみたいに落ちていく。
まるで、雷が意思を持って狙い撃ちしているかのようだ。
考えすぎかと思ったが、未だレギンレイヴに雷が当たっていないこと、そして急に雷雲が空を覆ってしまったことを考慮すると、ただの偶然とも言い切れない。
もしかして、誰かが俺たちを支援してくれているのでは……?
『――――どうやらパーティーに間に合ったようだ』
そんな俺の推測と、答え合わせをするかのように通信が入った。
「その声は……!」
(えっ、フォルティナですか!?)
ミリアちゃんの声は思念だけで俺にしか届かなかったけど、不敵な笑みを浮かべた端正な顔立ちを想起させる声が、堂の入った名乗りをあげた。
『ここからは、このミリアの親友にして皇帝国第一皇女、フォルティナ・ルア・ビルフレストが参戦する!!』
本当は8月頃に投稿するつもりが遅れに遅れました。
こんな投稿頻度ですが、来年も頑張ります。




