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深夜、2時

夜中の2時に電話が鳴ったとき

あたしはぬくぬくと寝ていた。


私はあなたに迷惑ばかりかけているから、本当に嬉しくて、あなたが苦しい時に頼ってくれて嬉しかったの。


それが、貴方の不幸でも。


泣きながら長い恋愛の終わりを話すあなたが、可愛くて

あたしは、煙草を吸うのすら忘れてた。


あたしには、彼氏がいて。

きっと彼氏はこんな状況を望まないのは解っているけど


あたしにとって貴方はかけがえのない友達だから。


長いこと友人で、あたしが泣きたいときに手を差し伸べてくれたのは貴方だったから。


貴方はまるであたしの望む父親のように甘やかして


頼りがいのある男友達で


とても弱い男の人だから


貴方を恋愛とは違う意味で

愛している


泣きじゃくる貴方を愛している


彼氏にはこんなことは言えないけど


貴方を


愛している


傷ついたときはあたしがいる


あたしは貴方の1番にはなれないし


貴方の1番にはなりたくないけど


貴方を求めている


だから、泣いて、あたしを泣かしてくれたように


今度はあたしが貴方を泣かせてあげる


小さな嵐の前、

貴方にとっては大きな嵐の後


寄せ合う事が出来るのは幸福なことだと思う

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