06進路相談
「まだ付き合ってなかったの!?」
「もうつきあってるとばかり」
「教室で告白とかやるじゃん」
「あはははっ、面白い」
「あっ、やばっ、もう先生きた」
いろいろ言っていたクラスメートだったが、先生がきたので皆で黙って授業をうけることになった。そっか、僕はえみかちゃんが好きやったんや。それにえみかちゃんも僕が好きだと言うてくれた。両想いで僕は幸せやった。これからはもっと主であるえみかちゃんを大事にしようと思た。そして最凶の忍者には何のスキルが必要か考え出した。分身ができるスキルがあればいいんやけど、そんなスキルはネットでは聞いたことないで。なかなか難しい問題だった。そうして昼までの授業が終わってえみかちゃんと昼飯を食べに学食にいくことにした。えみかちゃんはチャーハンを、僕は長崎ちゃんぽんを食べることにした。
「やはり、このチャーハンは美味しい」
「えみかちゃんそれにハマってるいうとったもんな」
「そっちのちゃんぽんはどうだ」
「野菜いっぱいで美味しいわ」
「忍、今日は私をつれてダッシュで帰れ」
「それやわ、えみかちゃんええこと言う」
僕はえみかちゃんの言葉から『駿足』というスキルを思いついた。忍者が足遅いてなめられたらあかん、僕は『駿足』のスキルを手に入れることにした。そして僕ははじめて主のえみかちゃんから命令を受けた。今日はえみかちゃんをつれてダッシュで帰らんといかん。そうして午後の授業も終わって放課後になったら、僕はえみかちゃんをお姫様だっこしてダッシュで帰った。ひたすら走り続けて『駿足』の練習をした。お姫様だっこされたえみかちゃんの顔は真っ赤やった。そうしてえみかちゃんの家についた。
「はい、えみかちゃんの家やで」
「いつまでもだっこしてるんじゃない!!」
「ほな、おろすで」
「全くもう、だがおかげで余計な奴らに絡まれずにすんだ」
えみかちゃんはまた明日と言いながら家の中にはいってもた。もしかして明日も今日みたいな帰りかたするんやろか。まぁえみかちゃんをお姫様だっこするのは筋力トレーニングになるし、走って『駿足』が身につくかもしれん。そう思て僕はえみかちゃん家から自分の家まで『駿足』を身につけるために走って帰った。一回止まってダッシュで帰るのを繰り返した。そうやって平日はえみかちゃんと仲良う過ごしとった。そうしてたら、進路相談の紙が配られた。僕もさすがに進路に最凶の忍者と書くわけにもいかず、どこか大学にすることにした。どこの大学がいいか、えみかちゃんと相談することにした。だから昼食のときに相談してみた。
「大学か、お前は何をしたいんだ」
「最凶の忍者になりたい」
「それなら民俗学とか、歴史研究とか向いてるんじゃないか」
「そやな、えみかちゃんはどこの大学行くの?」
「医学部医学科がある大学にいくつもりだ」
「将来は医者になるんかいな、ほな僕もその大学に行く」
「いいのか、民俗学とか歴史研究はしていないかもしれないぞ」
「僕は主のえみかちゃんから離れん、だから一緒の大学にいくんや」
「大学に行ったら、同じ部屋に住もうか」
「それええな、えみかちゃんと同じ部屋や」
こうして僕はえみかちゃんと同じ大学に行くことにした。ひょっとしたら僕も医者になるのかもしれへん。それはそれで良かった。とにかくえみかちゃんと離れ離れにはなりたくなかった。そうして僕たちは近くの医学部医学科がある大学を目指すことになった。これがなかなか大変やった。英語やら数学を学びなおさんといかんかった。面接や小論文もあるそうやから僕は大丈夫かなと思た。それでもえみかちゃんと一緒の大学に行くために努力する気やった。
「あら医大に行くの? お勉強大丈夫かしら」
「医大にいくのか、しっかり勉強しなさい」
両親は僕が医大に行くことを反対しなかった。反対されても行く気やったからダンジョンでこれは稼いでおかないといかんと思た。やから平日は一生懸命に勉強して、土日はダンジョンにもぐりにいきよった。えみかちゃんも同じやった。平日勉強して土日はダンジョンやった。そうして平日は僕らは真面目に勉強をした。毎日えみかちゃんを家まで送っていった。その後は、僕の家まで『駿足」の練習をしながら帰った。そうしてまた土日がきた。ハンターギルドに行ってみるとえみかちゃんがおった。
「えみかちゃん、ほなダンジョンにいこか」
「うん、油断はするなよ」
「そんなんせん、ダンジョンは危ないとこやし」
「そうだな、慎重に行こう」
そうして入ったダンジョンは妖精のダンジョンやった、相変わらず風の刃で攻撃してくるが僕らはそれを避けて反撃した。僕は火遁の術で妖精たちを焼いていった、えみかちゃんは日本刀で妖精を切り刻んでいった。そうしてまたボスの妖精には手を焼かされたが、一度倒しとるから同じ方法でさくっと倒した。そうして拾った魔石を換金して驚いた。
「二千万になるそうだ」
「この前は一千万やなかったっけ?」
「妖精のダンジョンがなかなか出ないそうだ」
「ほな、ぼくらはラッキーやな」
さっそく二千万を二人で分けて一千万僕は貯金した。そうしてから僕らはお昼を食べに行った、近くの定食屋でえみかちゃんはかつ丼を僕は天丼を注文した。でも一杯じゃ足りなかったから二、三杯食べた。高校生やから食べ盛りなんや。そうして食事が終わったらまたダンジョンにもぐりにいった。そうしたらスライムのダンジョンやった。僕らは回れ右をして帰りかけた。その時えみかちゃんがスライムに体当たりされて沢山のスライムの中に落ちてしもた。
「えみかちゃん!?」
スライムの消化液は服を溶かしてしまう、僕は慌ててえみかちゃんを助け出した。僕の手袋と忍びの靴が溶けてもた。えみかちゃんも服をあちこち溶かされてえらいことになっとった。このままだとえみかちゃんの胸が丸見えやった、だから僕は自分の服を脱いでえみかちゃんにあげた。男の僕は上半身が裸でもええけど、えみかちゃんはまずかった。えみかちゃんは僕の服を着て胸を隠した。そしてダンジョンを速攻で出て、まずは服を買いにいった。えみかちゃんから服を返されたから、僕は手袋と忍びの靴を買った。えみかちゃんは自衛隊みたいな戦闘服を買っとった。
「午後からのダンジョンは外れだったな。夕食を食べて帰ろうか」
「そやな、またステーキハウスにいこか?」
「行こう、是非行こう。私はステーキが大好きだ」
「ほな、いこか」
僕らはステーキハウスでもちろんステーキを注文した、また何皿も何皿も沢山注文した。僕とえみかちゃんはよく食べた。僕はステーキを六枚食べた、えみかちゃんも同じように六枚食べていた。美味しいステーキやった。牛の質がええんかなと思た。そうしてえみかちゃんを家まで送っていった。なんだかんだで一千万ずつ稼げたしええ日やった。スライムのダンジョンはあかんかったけどな。僕はえみかちゃんの胸を思い出して急いで帰った。『駿足』の練習をしながら僕の家まで帰った。そしてえみかちゃんの胸を思い出してオナニーした。僕だってオナニーくらいするわ、若いんやで。いつかえみかちゃんとエッチもするんかいなと思って、僕は大丈夫やろかと考えた。僕は童貞やったから自信がなかった。まぁ、そうなったら何とかなるやろと思って考えんことにした。
「明日も日曜やからダンジョンやな」
僕は装備を確認して風呂入って寝た。翌日起きて朝食を食べてハンターギルドに行った。えみかちゃんはまだ来てなかった。なので装備品とかをじっくり見とった。
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