表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/120

2話:魔法の系統と想像力

日の本魔女学院の授業が始まった。最初の授業は、魔法の基礎だ。結衣は、魔法の実の力を使って、生徒たちの潜在的な才能を引き出していく。


「みんな、魔法には、火・水・風・雷・土・木・氷・毒・麻痺・睡眠の十種類の系統があります。今日は、自分がどの系統に属しているか、探ってみましょう」


結衣は、そう言って、魔法で十色のクリスタルを具現化した。生徒たちは、自分の心を落ち着かせ、それぞれのクリスタルに触れていく。すると、クリスタルは、その生徒が持つ才能の色に輝き始めた。


「わ、私は…水の色だ!」


「私は、風だ…!」


生徒たちは、自分の才能に気づき、歓声を上げた。


「素晴らしい! 魔法は、みんなの心の中にある想像を、形にする力です。さぁ、今日から、自分の想像を、もっともっと広げていきましょう」


結衣は、そう言って、生徒たちに、それぞれの系統の魔法を教え始めた。


水の系統の生徒は、手のひらから小さな水の玉を具現化させ、火の系統の生徒は、指先から小さな火花を散らした。最初は、誰もが小さな魔法しか使えなかったが、結衣の指導のもと、彼らの魔法は、徐々に大きくなっていった。


しかし、中には、どのクリスタルも輝かない生徒もいた。


「どうして…私だけ…」


「大丈夫。魔法の才能は、みんなが持っているものだから」


結衣は、その生徒の手を握り、優しく言った。


「あなたの心には、どんな願いがある?」


少女は、結衣の言葉に、心の中にある願いを語った。


「…私、空を飛びたいです」


結衣は、少女の願いを聞くと、魔法を使った。すると、少女の足元から、小さな翼が生えてきた。


「これは…!?」


「魔法は、想像力です。才能がなくても、心から願えば、魔法は必ず、応えてくれる」


結衣の言葉に、少女は、涙を流し、笑顔を見せた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ