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【書籍化決定】隠れ居酒屋・越境庵~異世界転移した頑固料理人の物語~  作者: 呑兵衛和尚
王都ヴィターエで、てんやわんや

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99品目・王城見学と、ユウヤのサプライズ(フルーツ一杯のミルクレープ)

 大食祭もいよいよ残り一週間。


 ここまで来ると、どこの露店もオーソドックスな料理ではなく、奇抜さを求め始めている。

 とにもかくにも印象を良くしたい、もっと大勢のお客に食べて貰いたいという気持ちがグイグイと前に出ているのだが、この王都に集まっている人達にしてみれば、既にどこかの露店や店舗で食べたような味ばかり。

 そんなありふれた料理に興味はないという事で、露店を取り巻く客層は大きく変化を始めている。

 そして、そのような半ば暴走状態ともいえる争いを、大商会を始めとした幾つもの商会や老舗の料理店などは冷ややかな目で見ている。

 そちらは大食祭の期間が終わりを迎えるからといって何か特別な事をする訳ではなく、いつものように淡々と仕事をこなしているだけ。

 ただし、めぼしい料理人については料理店や商会からのスカウトが進んでいるらしく、そういった人々に対してのアピールも行っているのだろう。


 ちなみにユウヤの酒場は平常運転。

 若い料理人や老舗の料理長のような人達が顔を出しては、同席している人達と楽しい料理談義に花を咲かせている。

 かくいう俺はカウンターの中で相槌を打っているものの、この土地に根付いている料理の話や珍しい食材等には興味があるので耳を傾けている。

 また、たまに俺をスカウトしたいという話が出て来たりするのは、もう日常のワンシーン程度に聞き流すようにしている。


 そんな感じで残り一週間。

 今日は冥神日という事で、宮廷総料理長のエドリントさんの招待で、王城の調理場を見学させてもらうことになった。

 シャットとマリアンはずっと働きづめだったので大食祭を楽しめていない。という事で、今日は二人で街に出て、食べ歩きを満喫してくるらしい。

 まあ、今日を逃すと祭りを楽しむタイミングを逃すからねぇ。


「……ユウヤ・ウドウ様ですね。それではこちらへどうぞ」

「ありがとうございます」


 正門で名前を告げ、エドリントさんに招待されているという説明をすると、すぐに身形のいい男性がやってきて、俺を控えの間へと案内する。

 そこで侍女の接待を受けている最中に、白い制服を着たエドリントさんがやって来る。

 

「ようこそ、私の娯楽場へ……まあ、今日は客人として、ゆっくりと楽しんでくれたまえ。では、早速ついてきて欲しいのだが……うん、その不思議なデザインの上着は、ユウヤの酒場の制服だったね、それなら大丈夫ですね」

「ちょいと時間があったので、ここで羽織っただけなんですけれどね」


 俺はいつもの藍色の作務衣にバンダナ姿。

 エドリントさんは白地にダブルのジャケットを着用。どことなく、コックコートに近いデザインにも感じる。

 

「いえ、厨房というのは清潔感を大切にします。ユウヤさんのお気遣いには感謝します。では、こちらへどうぞ」


 そう告げて厨房へと案内される……かと思いきや、王城の敷地内にある、別の建物へと案内された。

 母屋である王城とは屋根付きの回廊のようなもので繋がっている、恐らくはこの回廊を通って料理が運ばれるのだろう。

 その建物の入り口に入ると、ふと手洗い場のようなものが置いてあるのにも気が付く。


「へぇ、手洗いはしっかりと……ですか?」

「ええ、といっても、今では慣習のようなものとして扱われていますが。古い記録に描かれている【雑菌】というものを洗い流す場所です。この水瓶には『浄化の石板』が沈めてありまして、これで手を洗う事で殺菌・消毒というものが行われているとか」

「ああ、それは……衛生管理というものでしょう。私も遠い国で聞いたことがあります」


 危ない危ない、まだ俺が流れ人だっていうことは、エドリントさんには知られていない筈だ。

 ここは遠くの国で聞いたとでも誤魔化しておきますか。


「ああ、やはりそうでしたか。王城の書庫にある古い文献にも、そのように記述が残されているのですよ。確か、かなり昔に、この地にやってきた流れ人という方が残したとか……まあ、今となっては真偽定まらずといった所でしょう。では、ご案内します」


 とりあえず流れ人についての話は終わったようだ。

 こうして俺は、エドリントさんの案内で建物の中を案内して貰った。

 この建物の中には幾つもの調理場が併設されているらしく、それぞれがパン焼き工房、煮物、焼き物、デザート、加工品といった形でセクション分けされている。

 そしてこの建物で作られた料理は回廊を通り、王城へと運ばれていく。

 回廊が外部と遮断されているのは、料理が運ばれている途中で外部の人間の目に触れないため、つまり毒を盛られたり料理に細工されるのを防ぐため。

 

 そして回廊の向こうには給仕たちの待つ部屋があり、そこで料理は器に盛りつけられ、王家の人たちの待つダイニングや王城で働く人達の集まる食堂へと運ばれていく。

 まあ、給仕する人達の中にも料理人がいて、事細かに指示を出しているらしい。


「……なるほど、これは実にいい環境です」

「ありがとうございます」


 ちょうど昼食の時間であったらしく、作られた料理が回廊向こうへと運ばれていった。


「それにしても、この王城に勤めている人達全ての料理を作るというのは大変でしょう」

「そうですね。ですから、この大食祭で優秀な料理人は宮廷料理人にスカウトされるのですよ。ユウヤ店長がここに勤めてくれれば、かなり助かるのですけれどねぇ」

「はは、それについては以前、お断りしたではないですか」

「分かっていますよ、ですからここでの会話は、話を膨らませる為の雑談程度に受け取ってください。それと、一つお願いがあるのですが、よろしいでしょうか?」

「はぁ……俺に出来る事でしたら、なんなりと」


 ついうっかり、そんな返事をしたものだから。

 エドリントさんの目がキラーンと輝いたような気がした。


「食後のデザートですが、一品、作っていただけないでしょうか。担当の料理人が体を壊してしまい、今日は大事を取って休んでいるのですよ。まあ、副料理長もいますので作れなくはないのですが……ユウヤさんの料理が王城の昼食に出たときの、王女殿下たちの反応を見てみたいという気もしましてね」

「はは……なるほど。何人前、ご用意すればよろしいのですか?」

「7人前、予備を含めて10人前というところですが」


 さて、即興で10人前のデザートか。

 まあ、簡単なものでよいのなら、別にかまいやしないが。

 

「ちなみにですが、余所者である俺がデザート料理を取り仕切って、他の正式な料理人たちは気を悪くしませんか?」

「それは逆ですね。王城を抜け出してまで料理を食べに行くユウヤの酒場、その料理人の腕を見てみたいという方は大勢いらっしゃいます……嫉妬に駆られるものはいるかもしれませんが、逆にやる気に繋がって頂ければいいのではと考えていますので」


 ああ、その言葉の裏がなんとなく読めて来た。

 俺がここで料理を作ることで、刺激になればいいと思っているのか。

 ま、俺としてはここまで色々と見せて貰ったお礼程度でよければ、別にかまいやしないか。


「では、デザート用の厨房に案内していただけますか。そこで作ることにしますが……できれば、俺のしでかした事全てに関して、見なかった事にしていただけると助かります。料理については参考にしていただいても構いませんが、それ以外については……」

「アイテムボックス、ですね。お店でちょくちょく見かけているので、私は別に驚きませんが……まあ、口止めぐらいはしておきましょう。ヘーゼル・ウッド様の加護によるアイテムボックス、商人なら喉から手が出るほど欲しいですからね」

「助かります」


 ということで、デザート用の厨房に案内してもらうと、そこには10人程の料理人が待機していた。

 そしてエドリントさんから詳細説明が行われ、いよいよ俺の出番ということで。


「それじゃあ、まずは……」


 まな板の除菌。まあ、スプレーでさっと濡らしてから浄化された水で綺麗に洗い流す。

 基本、必要な道具は厨房倉庫(ストレージ)から引っ張り出すから、問題はない。


「まずは……生地の準備からだな」


 大きめのボウルに、薄力粉、グラニュー糖、塩を入れてよくかき混ぜる。

 ホイッパー(泡だて器)があると意外と便利だ。

 ちなみに比率はまあ、秘伝なので内緒……これは生地にあたるので、インターネットで調べればいくらでもでてくる。

 そしてよく混ぜ合わさったボウルに溶き卵、牛乳、生クリームを加えてゆっくりと混ぜ合わせ、ダマにならないように滑らかな状態に仕上げる。

 ここで手を抜くと、焼き上がりが粉っぽくなったり、ダマになった薄力粉を食べる羽目になるので注意すること。


 そして俺が作っているのを見ている料理人もいれば、少し離れた場所で同じように作り始める料理人もいる。使っている材料と分量については、見て見当をつけているようで。

 なかなかに優秀な料理人もいることで。


「そして、よく混ぜ合わされた生地は一旦、よく冷やしておく」


 厨房倉庫(ストレージ)経由で冷蔵庫へ。

 時間加速を行って生地をよく冷やしておく。


「さて、生地を冷やしているうちに、カスタードクリームを仕込みますか」


 材料は卵黄、牛乳、砂糖、薄力粉、そしてバニラエッセンス。

 こいつの分量は……まあ、秘密だ。

 最初のうちは自分で作っていたんだが、業者が持ってきた業務用のカスタードクリームの方が美味かったときは絶望したからな。

 まずは卵黄と砂糖をボウルに入れて、少し冷やしつつよくかき混ぜておく。

 色味で白っぽくなってきたらいい感じだ、ここで手を抜くと後で加熱するとき卵黄だけが凝固するからな。

 ここに薄力粉を入れてさっとかき混ぜる。

 力いっぱい混ぜたり、しつこいぐらいに混ぜる必要はない。さっと混ぜる程度で。

 そして雪平鍋で温めた牛乳を少しずつ加えて混ぜていき、最後に混ぜ合わさったクリームを雪平鍋に移し火に掛ける。

 まあ、最初のうちは水っぽい状態だけれど、火が通るにつれてトローッとした状態になる。

 あとは根気よく混ぜていく、宮島(木べら)で掬ってモッタリとした感じで完成。

 こいつも粗熱を取ってから厨房倉庫(ストレージ)経由の冷蔵庫へ。


「次は……具材だな」


 使うのは苺、キウイフルーツ、バナナ、リンゴなどなど。

 季節の果物をとにかく薄く大きめに切り、バッドに並べておく。


「……後は仕上げだけだが、何か質問はあるか?」

「使っている材料についてですが、どのようなものを使っているのでしょうか?」 

「う~ん、ちょいと難しいからなぁ。ここに残っているものを、味見するなりして考えてくれるか?」


 バッドやボウルに残っている薄力粉などを手渡す。

 各々が触れたり味を見たりしているし、中には急ぎ材料を用意して、俺の手順を真似し始めた年配の料理人もいるのだから驚きである。

 さすがは宮廷料理人、大したものだ。


「……と、感心している場合じゃないな。ここからは速度勝負だ」


 先ほど冷やした生地を取り出し、小さめのフライパンで焼く。

 お玉に一杯だけ掬い、油を馴染ませたフライパンの中心に注いで、全体的に広げていく。 

 そう、クレープ生地を焼いている。

 これをとにかく早く、次々と焼いてはバットに重ねて冷ましておく。

 枚数的には大体14~20枚程度。

 そして冷めたクレープ生地を広げてカスタードクリームをさっと塗り、果物を並べてまたクレープ生地を重ねる。

 それを15回程度繰り返して、『フルーツ入りミルクレープ』の完成だ。 

 

 これを8等分して一つ一つ皿に盛り付けると、ホイップクリームとミントの葉、蜂蜜を入れたピッチャーを添えて完成。


「よし。料理名はフルーツミルクレープ。これを持って行ってくれるか? とりあえず8人前は用意してあるので、残り2人前を作ってしまいたいのだが……」


 そう告げると、周りの料理人たちの視線が集まっているのに気が付いた。

 幸いなことに、クレープ生地とカスタードクリーム、カットフルーツはある。

 生地を焼いて仕上げるだけだからなぁ。


「……エドリントさん、残った材料で同じものがあと二つ作れるはずです。ここからは、お任せしてよろしいでしょうか?」

「ええ、それは大丈夫です。ラデュレー、副料理長であるあなたに監督をお任せして構いませんね?」


 先ほど、真似して作り始めた年配の料理人にエドリントさんが問いかける。

 するとラデュレーさんがドン、と胸を叩いている。


「このような料理は見た事がありません。ですが、その材料があり、作り方を見せて頂いたのです。出来ないとは言えません。ユウヤ殿、是非、私達にお任せください」

「よろしくお願いします」

「よし、それでは生地を焼く担当と、仕上げを行う担当を決める……」


 てきぱきと指示を出すラデュレーさん。

 それを見てにっこりと笑っているエドリントさん。

 うん、こいつは上手い感じに出汁にされたような気がするが。


「これで、宮廷料理のデザートがまた一つ増えましたね。流石に材料については全く同じものを用意することは出来ませんが、そこは創意工夫をすれば宜しいかと。ユウヤさん、本当にありがとうございます」

「こちらこそ……と、ああ、飲み物についてはロイヤルミルクティーあたりが合うかと思います。流石にカフェラテやブラックコーヒーは用意できないでしょうから」

「急ぎ、用意させます」


 俺の意見を聞いて、エドリントさんが急ぎ給仕に指示を出す。

 さて、あとは宮廷料理人の皆さんにお任せして、俺はのんびりと見学させてもらいますかねぇ。

 ちなみにだが、ミルクレープ発祥の地というのが、実は日本であるというのはあまり知られていない。

 作られた当時はそれほど有名ではなかったのだけれど、ドトールコーヒーというメーカーが販売を開始して、大ブレイクしたって……バイトの大学生が教えてくれたんだよなぁ。


 閑話休題。

 大体20分ほどで、二つのミルクレープが完成。

 そしてエドリントさんの許可を得て、一つはお代わりが来た時の予備として氷冷庫に保管。

 残った一つをカットして、この場の全員が味見タイム。


「ううう、美味い……」

「なんだこの味は、卵の黄身は分かる、だが、山羊乳ではこんなに鮮烈な味には仕上がらないぞ、臭みがないじゃないか」

「この果物は、なんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。見た事も聞いたこともないぞ」

「粉は小麦の粉、それを細かくしたもの……白く甘いのはなんだ? 甘味ならブドウ果汁で代用可能か? いや、蜂蜜のほうがいいか……」

「あれは砂糖だ、南方の藩王国から輸入したことがある……」

「それだ!!」


 などなど、気が付くとミルクレープの検討会が始まっている。

 若手や年配の料理人たちが意見をぶつけ合い、そして試食用に色々と作り始めている。

 うん、こういう空気って大切だよなぁ。


「さて、それではそろそろ時間ですので、ユウヤさんはこちらへ。」

「ええ。それではみなさん、今日は色々とありがとうございました。こちら、研究用にお分けしますので、もしよろしければご活用ください」


 そう告げて、瓶入り牛乳と小麦粉、グラニュー糖、卵を少し多めにおいていく。

 あとは果物も一通り、これは近くにあったバゲット籠に放り込んでおいた。

 牛乳とグラニュー糖は、似たものを探す手立てになってくれればいい。

 果物はサービスだ、皮つきのままだから探すのも難しくはない……か?

 まあいいか。

 ということで、一番最初に通して貰った控えの間に向かうと、そこで一休み。

 デザートとはいえ、料理を作ったのだから多少は疲れるってものよ。


「本日は、本当にありがとうございました。デザート担当の料理人にもいい刺激になったと思います」

「まあ、今日以上に何か知りたくなったのでしたら、店に来ていただければ、時間のある時なら少しはレクチャーできますので」

「ええ、私が聞いて、それを皆に教える方が良いでしょう。そうでもしないと、我も我もと殺到してしまいそうですから」


――コンコンコンコン

 そんな笑い話をしていると、部屋の扉がノックされた。

 そして間髪入れずに扉が開かれると、アイラ王女殿下とアイリッシュ王女殿下がその場に立っていた。


「あら、やっぱり。今日の昼食、あのミルクレープとやらを作ったのは、ユウヤ店長で間違いありませんね?」

「中に挟んであった果物は、この国には流通していません。そして以前、えっ……ユウヤ店長のお店で食べたものと同じでした。今日はありがとうございました」

「ああ、そこで気が付きましたか。まあ、この程度のものでよろしければ、店にいらしていただければいつでも作りますので」


 そう告げると、王女殿下たちも安堵の笑みを浮かべていた。

 ひょっとして、俺がいなくなるとか思っていたのか?


「そうですわね……では、大食祭が終わった頃に、またお邪魔させていただきますわ。その時はお父様とお母さまもご一緒したいと仰っていましたので」

「いえ、その場合は王城で越境庵を開く事にしましょう。流石に下町に王族の方を全員招待するというのはいささが問題がありますので」


 そう告げると、アイラ王女殿下の目が細くなり、口元に笑みを浮かべている。

 しまった、これは罠だったのか。

 うまく、俺が王城で越境庵を開くように誘導されたような気がする。

 

「……父上が伺いたいと言っていたのは事実ですわ。まあ、その時が来ましたら、馬車を向かわせますのでよろしくお願いします。本当、爵位の一つぐらいあげてしまえという父上の気持ちが、よくわかりますわね」

「はは、お戯れを……」

「では、今日はこれで失礼します」


 どうやら用件はこれで終わりらしい。

 本当に、今日は最後になってどっと疲れて来たよ。


「では、俺はそろそろ失礼します」

「ええ、正門までは送りますので」


 エドリントさんの好意に甘えて王城正門まで見送って貰った後、あとは帰りの馬車でのんびりとユウヤの酒場へ。

 あと一週間で祭りも終わり、そうすればまた、いつもの日常が戻って来る。

 さて、孤児院の二人は、元気でやっているのかなぁ。

 露店じゃなく、孤児院の敷地で露店を開くらしいからなぁ。


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