人はタンパク質に戻ってくる
これから読もうとしているあなたへ
恋人や好きな人がいるなら読まなくていい内容です。
「人は結局のところ、タンパク質の女に戻って来るんだ」
高校の時、合宿でとある山に登っている時に顧問の先生が言い放った言葉です。
高校一年生かつ只のオタクだった私はその言葉の意味がハッキリと理解できず、そんなものなのかと軽く流していました。
その時もっとよく理解しておくべきだったと思い知らされて、今ここに書いております。
なにが言いたいのかといえば、
「好きな人を作りなさい。」
それだけです。
そんなことあるの?と思われる方はいるでしょうが、そういう人はいるんです。
私もその一人でした。
二次元でいいじゃんとか思った人は、いつか苦悩します。きっと。たぶん。そのうち。
二次元だけで俺は生きる!とか言ってる人も少しは現実を見てください。あなたのいるところはどこですか?三次元ですよ?
別に嫌いになれとかやめろとか言いたいわけではありません。
好きな人を、タンパク質で出来た好きな人を作って欲しいのです。
例えば、アイドルのゲームに課金してる人いますよね。私の知り合いにもいました。
でも気がついたら彼はタンパク質のアイドルに走っていました。
あっという間の変わり身でした。
そんなことを思い出したら、始めの先生の言葉が出て来たんです。
ああ、先生の言いたかったことはこういうことか、と。
理解してからは早かったです。
自分の中に湧き上がる欲望があったのです。
「彼女が、タンパク質の彼女が欲しいっ!」
二次元にそれなりに生きてきた身としてはこれからタンパク質の女性に話しかけるのがキツイです。
だからみんな、女性慣れしようね!
という只の独り身の僻みでした。