表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

雪降る時

顔文字等は、故意です。御了承下さいm(_ _)m

 もう1月中旬も過ぎて下旬かぁ……。

 白い雪が降って来たわ。 それに寒いね。

 うち・あやのの高校一年生として生活ももうあと二ヶ月で終わりね……。勉強ばかりであんまり実感しなかったんだけど。


まっ、いいか……! 今日は、久しぶりに親友の里奈(りな)ちゃんと逢う訳だし。

 それにしても里奈ちゃんも学業で忙しく無いかなぁ? だって家から遠い学校へ通っているし……。大変だよね。昨日ね、メールでこんなメールが来たんだよ。

何気無く携帯のディスプレイに目をやって見たの。すると……。


『送信者:里奈


久しぶりに会おうね(`∇´ゞ


彩乃ちゃん!? 元気ぃぃ!? 突然だけど、里奈だよo(^-^)o


ちなみに、うちは元気にやっているよ♪〜θ(^0^ )


突然だけど、彩乃ちゃん―――



一月の間に空いている日って有る? もし空いている日が有ったら、昔よくよく行っていた◎◎公園に行こ? 

 雪がね、積もっているよ。 でも、御免ねっ。彩乃ちゃんの学校って勉強で忙しいんだよね(?_?)

 遊んでいる暇って無いんだよね(ρ_;)


 やっぱり彩乃ちゃんには敵わないなぁ……。

なぁんて暗い話しは置いといて 彩乃ちゃんあんまりメールしないんだから、ちゃんと返事のメール頂戴ね! 以上里奈からねっ』


意外にも長々とした里奈の文章に驚いたわ。顔文字は相変わらず使っているみたいね。

でも、ちょっと心情を吐露したような文面。やっぱり里奈ちゃん戸惑っているのかなぁ?

 里奈ちゃん……。

 何となく感じていた。進路を決めて時からあやのと里奈ちゃんが別々の道を歩むって。

でもそんな事を云っても何時かは別れがあるんだから悲しいんでも淋しがったてもしょうがないと思った。 離ればなれに為って早半年が過ぎて今更淋しさなんて感じていなかった。

 やっぱり心残りはあるけど、同じ小学校で、同じ中学校で、同じ高校で学生時代の進路が全く同じ子だっているから何とか大丈夫よ。――それに新しい友達だって何人が作ったから、過去を振り返らずに今を信じて頑張って来たわ。

 でも、ちょっと里奈ちゃんに逢ってみたい。親友の顔をみたいなんて夢みちゃったなぁ。

 あやのの事を親友だって思ってくれているのかなぁ?  ◎◎公園に呼び出して来たって事だから。

 色々と過去の思い出に耽る前に取り敢えずメールを返さなくちゃ!! 


『宛先:里奈

Re:久しぶりに逢おうね(`∇´ゞ


うん!! わかった!! じゃあ、明日◎◎公園で待ち合わせね★』

 あやのも星を一つ入れて見たわ。

 里奈ちゃんに逢えると良いけどね。

……と昨日の突然のメールには、びっくりしたわね。学校が違うと中々逢えないものね。 今日は里奈ちゃんにやっと逢えるんだから……その一瞬一瞬を大切にしなければいけないねっ! 


私は簡単な荷物を背負って、家から外へ出たわ。そして、待ち合わせ場所の◎◎公園までレッツゴー!! 因みにレッツゴーは英語でLet's goって書くからねっ! どうでもいいけど、進学校生の戯れ言思わず表してしまった! 

スピードがやや速める。妙に動悸が加速する。 やっぱりワクワク? ドキドキ? しているんかな。親友に逢えるのが毎日なんてものじゃ無いもの。まっててねっ! 里奈ちゃん!! あやのは雪の層のような道を歩く。

長靴が埋もれそうだけど、今の私にはそんなの関係無い!! 


雪が積もっている。信じれない位に……

やってたどり着いた。そして、里奈ちゃんは……


「彩乃ちゃん―――!!」

り、里奈ちゃん? 嬉しくて目頭が熱くなる。

「里奈ちゃん?」

 うちは嬉しくて里奈ちゃんの許へ行く。

「里奈ちゃん!! 里奈ちゃん!!」

 あやのは咽びながらただ声を張り上げる。そんな不器用なあやのを里奈ちゃんは、傍観してくる。



「彩乃ちゃん――知っている? 此処がどんなに場所かって?」

 里奈ちゃんがわけありな表情で私に尋ねてくる。

 あやのには此処にそんな深い思い出なんて無い。――ただ、近くながらなんの気なしに行った事は有るなぁっていう位だけど……。

「えっ、分からない……。何?」

 何が何だか分からないあやのは怪訝そうな表情に作る。

「何行っているのよ? 雪が沢山積もる処よ?」

 里奈ちゃんが一面に広がる白い雪の指を指して教えてくるわ。そんな指を指さなくても雪が積もっている事位分かるわよ……。

成る程、そういう意味で聞いたのね。


「うちさ、彩乃ちゃんに見せたかったんだ! この白い雪を! 余計なお世話かもしれないけど、ホラ彩乃ちゃんも勉強ばかりじゃあ息苦しいだろうなぁって思って……。それに――」

 里奈ちゃん……。こんなに私の事を考えてくれていたんだ! もしも――もしも本当に親友だと思っているのは、あやのだけじゃあ無いかもしれない。

里奈ちゃんだってあやのの事を……。些細な事で淡い希望を持ってしまったわね。大袈裟?


「久々に親友の彩乃ちゃんと逢いたかったんだぁ! 学歴云々関係無しに純粋に彩乃ちゃんと逢いたかったんだよ」


「里奈ちゃん」


「うちさ、良かったよ。彩乃ちゃんが親友で――。こうして久しぶりに雪を傍観していられる事も出来て」


あやのも同じ気持ちよ。良かったよ。里奈ちゃんと逢えて。勉強ばかりで季節を感じる事なんて無かったけど、里奈ちゃんと雪を見て感情が込み上がってきたわ。

 久しぶりに銀世界を眺める事が出来たと思っているわ。

 有り難う――里奈ちゃん。

お久し振りで御座います。彩乃です! 未だ高校生で無いですが、雪が好きと云った理由で投稿しました。


ーー今現在、小説家になろうの魔法戦隊三輪野助先生[W6465A]と共同でブログを更新しております。わたくしは殆んど書いておりませんが...

ブログアドレス、

http://mblg.tv/miwanosuke/

より、訪問ORコメントお願い致しますm(_ _)m

不快なら、御免なさいm(_ _)m



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ