2ディアと姉
昼食になった
ディアは毎回獅童と食べる
しかし今日2時間目が終わったあと姉からスマートフォンにメールが来て
一緒に食べようと言われた
だから獅童に断りを入れた
屋上に向かった
学校は4階建てで俺たち2年生は3階、姉の3年生は4階だった
屋上で姉と食べるときいつも屋上で待ち合わせをしているがなぜか今日は遅かった
心配になり4階に降りて3年生の姉のクラスの教室に行った 姉はいなった
どこへ行ったか探していると
屋上へ向かう階段の左側の廊下の奥の突き当りに美術室があるが
そこで姉の声が聞こえた
美術室のドアは開いていたからこっそり入ると
姉が5人くらいのおそらく同じくクラスの女子に囲まれていた
その一人の黒髪ロングのリーダー格っぽい女子が姉に向かってしゃべった
「1000円持ってきた?」
すると姉が
「いま500円しかなくて・・・」
その時その女子が姉に向かってかなり強いビンタをした
そしてこう言った
「もう一発やるから」
そして二発目をやろうとしたとき
「なにしてんすか」
と俺は話しかけた
そのとき姉が俺と分かった途端に
すごい速さで俺の背中に隠れた
「だれだてめー。彼氏か?」
ビンタした女子が俺を睨みつけて言った
俺は言った
「俺の姉だけど」
するとその女子はだんだんきつい目から優しい目になり言った
「結構かっこいいな、身長何センチ?」
「183cmですけど」
なんか急に敵意から好意に変わった感じがした
俺は言った
「とりあえず何しているんすか」
「え?カツアゲだけどなにか問題でも」
パンっ
俺はビンタをした
するとその女子は涙ぐみ、泣きそうな声で言った
「てめー殴るなて最低だぞ!!DV男が!」
「姉さんいくよ、飯食いに行こう」
姉は俺の腕を強く組んで一緒に教室を出た
「てめー、どこ行くんだ!謝れよ、謝れよぉ、、」
屋上で姉と話した、どうやら高校3年生になったころからカツアゲされてたらしい
姉は俺に礼をいってた、少ししつこいぐらいに
昼食を食べた後俺は姉と職員室に行って姉のカツアゲについて先生に言った
俺だけじゃ対処できないから
最近姉が不機嫌な理由も分かって安心した
帰り道姉は言った
「ディ、ディア私にお、怒っているでしょ」
「怒ってないよ、いじめられたら誰だって不機嫌になる、たぶん俺もね」
「あ、ありがとう、ディア」
次の日、学校で姉のカツアゲの件が話題になっていた
聞くところによると姉をビンタした女子は退学になるらしい
しかもその女子は有名大学の推薦を狙っていたらしい
家も相当騒ぎになったみたいだ
でも俺は良かったと思った
姉が昔の優しい感じに戻ってくれると思うと
しかしこの出来事がとんでもない事件を起こすのである




