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ここまでの人物紹介

物語の流れを早く掴みたい方、あるいは本編を読み飛ばしてここに来た方へ。


ここでは登場人物の関係や背景をまとめています。まず人物紹介を読んでおけば、この先の本編の展開をテンポよく理解できるようになっています。



サーディス(ミレクシア・アルノー)

かつて王国の名門「アルノー家」の令嬢であり、王子アレクシスの遊び相手だった。しかし、一家は謎の襲撃によって滅ぼされ、ただ一人生き延びた彼女は、瀕死の中で「魔」と契約し、復讐を誓う。

それから十年、"ミレクシア"の名を捨て、「サーディス」として戦場を渡り歩いた彼女は、武術大会で勝利を収め、王子アレクシスの護衛として王宮に迎えられる。

王宮に潜り込み、復讐のために王子を利用しようとするが、共に過ごすうちに、忘れたはずの記憶と感情が揺さぶられる。幼い頃に誓った「騎士として王子を守る」という信念と、今の「十年前の復讐」という決意。

二つの思いの狭間で、彼女は迷いを抱え始める。




アレクシス・エドワルド・ヴァルトハイト

王国の第一王子として育ち、幼い頃から「王となる者」としての責務を背負ってきた。貴族の令嬢たちが敬意を払う中、唯一対等に接してきたのが、剣を交えた幼馴染――ミレクシア・アルノーだった。

しかし、アルノー家滅亡から十年。護衛として迎えた剣士「サーディス」と過ごすうちに、彼女の仕草や剣の冴えに、奇妙な既視感を覚える。

疑念を抱きながらも、彼は次第に彼女へ心を開いていく。その正体も、彼女が抱える"真の目的"も知らぬまま。




シャルロット・カタリーナ・ヴァルトハイト

王国の王妃であり、アレクシスの母。気品と優雅さを纏い、常に余裕を崩さない女性。

幼い頃のミレクシアにとっては、気品と知性を兼ね備えた憧れの存在だった。

サーディスとなった今も、その優雅な佇まいに心のどこかで安らぎを覚えさせる人物。



ゼファル

王直属の精鋭集団『クレスト』に所属し、「影喰らい」の異名を持つ男。暗殺や奇襲を得意とする。

十年前、アルノー家襲撃の実行犯の一人として、幼いミレクシアを瀕死へと追いやった。

サーディスにとって、復讐を誓うべき相手の一人でる。



カエルス・マクシミリアン・ヴァルトハイト。

王弟にして、アレクシスの叔父。アレクシスとの関係はあまり良くない。


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