5ダブリュー1エイチ
森の一部はポッカリと穴があいていた。それは国の穴と似ているような…
ぎしのせいで食料なくなった。アーさんの腹はもう限界超えて木の枝みたく、めちゃ細い。
「棒人間アーさんここらへんで野生物っているの?」「ゥ゙……ン(もう喋る気力なぁ゙い」グゥ〜
「グゥグゥアーさん気を確かに!」「ゥ゙・ン オェぇぇぇ(逆に吐きそオェ)」グゥ〜
「ひー、とりあえず俺は獲物探してくる、火の準備してくれ」グゥ〜
「待って、2人で行こう、危ないよ‥(もう暗いし.)」グゥ〜グゥ〜
「アーさんの介護誰がすんの?」グゥ〜「…それは‥(どうしよ)」
「私に任せてください!」
「(ハッ!この声は!)もぉしかしてだぁけぇどぉ〜、女神さ/誰ですか?」
「通りすがりの者です、先程からの話が耳に入ってきたんですが私がやりますよ」「ササ」
「え?このおっさん介護してくれるんですか?」
「はい?」
「え?・・・ぁ゙、アーさん?」「お〜い、ひー、アーさんは?ってひー?(アーさんだけでなくひーもいねぇ)」
「あのぉさっきまでここにおっさんとガキ居たんですけど見て/スッ」ぎしの首筋に冷たい感覚が伝わる
「んー知らないなぁボーや」
「嘘つけ!BA/チョッキィい~ン切っちゃうよ?」
「ごめんなさい(この人・怖い!)」
「ボーや、この森で大きな音したよね?」
「大きな音…(アーさん?)」
「なんかそのことについて、知ってる?」
「イヤぁ、知らな/(スッ)次はないんじゃなぁ〜い?」
「はい、知ってます、先程居たあのおっさん、アーさんです」
「だからそのおっさんのこと知らないって言ってるよね?クソガキ」
「イヤ、あなたがアーさんとひーをさらったんでしょうが」
「(あぁそういうことか)悪いわね今のは私が悪いわ、私はそのおっさんことアーさん?を探しててね、さっきまで死にそうだったから攫おうとしたんだけどどっか行ったの、もうひとりの子とね」
「・・・(なんで俺をみすてんだよアーさん、守るって約束したじゃん…まだあの件のこと引きずってるからか?にしてもこの状況俺死ぬかもなんだけど‥」
「先に言うけど私は目的のためならなんだってやるわよ」
「(殺すよ宣言やん)あの、俺まだ死にたくないんだ!・許してください」
「なんで謝んの?悪いことしてんの私だけど、お前はさっきまであんな威勢のいいガキだったのに。
怖いから、勝てないから、殺されるからとかって勝手に被害妄想したしまいにはやっすい命乞い?/その辺にしてくれ琳菜」
「あらぁ!(この声!)やっと姿現したわねぇ〜・・えぇ~とぉ、アーさんだっけ?」
「あぁそうだぁアーさんだがなんのようだ?」
「なんのようだって、良く言えるわね…言いたいこと山程あるわ!馬鹿!」
(あれ?なんかアーさんと喋ってるとき、ばか楽しそう. . .俺にはめちゃ怖かったのに..!?
もしかして俺アーさんに男として負けてる?いや、そこじゃない!この2人知り合い?)
「悪いがぁ私はぁ忙しいんだわぁ、ほらひー早く火の準備してぇ」
「任された!よし、ぎしこっち来い!」ひーとぎしは少し離れたところで火起こしの準備に取り掛かった。
「さて、そのムカつく口調と名前はなんなのかな?藍青くん」
「まずは先程話しを合わせてくださりありがとうございます。呼び捨て失礼しました琳菜先生」
「・・ねぇりーさんって呼んでよ、藍青/!?/いろいろあったんでしょ?私はあなたが意味のない殺し、嘘はつかない男と考えてるからさ、野暮なことは言わない。」「りん、、りぃーさん、俺は腹が減りすぎた路頭に迷った挙げ句、意識飛びそうのなかあの2人を見つけましてね、なんか気が狂ったのか殺す勢いで食料を奪おうとしたんです」
「そう…でも私との約束の中の1つを守ったから今のあの2人があるの、違う?」
「そうですが…俺はもう一度他人を守ろうと決めたんです」
「その心は?/どっかの美人先生のせいです」
「もしかして口説いてる?久しぶりに会ったからって雄の目で私を見るなんてぇ」
「誰があなたを美人先生って言ったんですか?(正解ですけど)」
「はいはい、茶番はこの辺で終わりね、で、あの2人だけ守るの?」
「はい?」
「もう君は強いんだ、代表になれた理由の1つでもあるはずよ…あの2人も、みんなも、守って。」
アーさんは目を琳菜先生と合わせた。すぐ逸らした。そして今度は琳菜先生全体を見る。
「もちろん私も微力ながら私達の目標に向けて行動するわよ」
「(目標…)俺もまだまだ成長してないガキと感じますよ(琳菜先生大人の体つきになっとる!!)、りーさん、あなたといると…」
「おぉぉーい、いちゃいちゃしてないでぇ早く来てよアーさん」
「いちゃいちゃじゃねぇーよ!真剣なはなぁし!してぇたのぉ!」
「おばさんもこっちに来てください、少しだけですが肉!ありますよ!」
「ありがとう(このガキ!.まったくどういう教育しとるのだか…でも、私を美人なんて言ってくれるとは思いもいなかったなぁ〜)」
3人が4人となり、一夜を明かすアーさんたちであった。