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よぉし
「さっきいた方向わかるぅ?」
「あの方向」ひーは右手を水平に上げて男の背中側を指した。
「おけぇ」男は詠唱する
「㧱䭳(なぎ)」
その瞬間ひーの視界はなにか変化が起こることもなく周りのも変化は起こらなかった。
(なにした?)
「あそこにぃいる…と言ってもぉ私しかわからんかぁ」
「いくぞぉぉ」
男はひーに手を差し伸べた。
「??)」
(あっやし)
ひーが手を掴むと空気抵抗を受けてないのかと思うくらい軽々しくかつ猛スピードで空中へ…
「タン!」
ついた途端ひーは男から離れ、距離を取る
ぎしの近くにひーは動く
こうしてぎしとひーが出会った。
{ぎし}
「おい、戦うぞ」
{ひー}
「え?」
「んんぅぅん?」
「あの男危ないだろ?」
「待って、大丈夫。あ、いや危ないんだけど、てかあいつが元凶だけど」
「はぁ? なおさらやばいじゃねぇーかぁ」
「まぁまぁ落ち着けぇ」
…「ひとまず家に行こうぅぅ」
「なぁ ほんとに…/
ひとまず大丈夫・なはず」
「ほらぁ早くぅぅ」
男はまた異次元の速さで家にもどるのであった。