緑
「これから稽古?修行?を始めるわ」
「うん」
「うんじゃない、押忍」
「はい!」
「・・押忍ね」
「応/押忍だって言ってるでしょうが!」
「押ふぅ」(噛んだ)
「緑って言われて何を想像する?」
「うぅぅん、カビ?/・・へ?」
「カビっす」(な、なんでカビ)
「ま、まぁいいわ、カビねぇ、葉とかどう?」
「葉!たしかに.なら木とかもっす」
「ううぅぅん木も一応そうなんだけど、山、林、木は少し違う部類なの」
「だから葉とか風が基本だわ」「押忍」
「言ってなかったけど、技とか出すとき唱える前に何か言葉を言うといいわ、理由はそのほうが恥ずかしくないから」
「自分はいいっす!/師範の言うことは聞きなさい!!」
(さっきからちょっと怖いっすよ)
「・・じゃあ先生ので/内緒」
「(ムッ なんか早く決めなさいとか言われそう) 優」
「・・・・」(今回は決まった!)
「そ、なら優で決まりね/(冷たいでもなんか口角上がった気が…)」
「ボケっとすんじゃないわよ!/(気の所為だ)」
「いい、技は自由なの、自分が思い描くことを具体化する。それを師範、私があなたの具体化するのを助けるのが稽古、完成させそこからどう伸ばすか、どう磨くかは努力するそれが修行と思いなさい」
(いいこと言ってるけど、稽古と修行って同じじゃね?あと俺のこと弟子って呼ばずお前…努力せんと男としてどころか弟子とも見てくれない!頑張るで!)
「あと、私の技は見せられないわ、悪いわね」
(ええええええええぇええ見本なし、てか琳菜先生の適正も教えてくれなさそう)
(想像力はどうかしら、いきなり空飛ぶとかバカむずいのはやめてほしいわね)
「・・・空飛びたいっす」
(クソっ)
「バカムズいわよ、覚悟あるのかし/飛んでやりますよ!絶対!!」
(気合あるわね、私も難しいとか言ってらんないわね」
「呼吸からよ、今は吸って吐くだけだけど、飛ぶためには呼吸の中に空にする動作が必要なの」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なに言ってるかわからないっす」




