対談
「そもそもなんでこんな時代になったかわかってる?」
「そりゃ…国の中心に原因不明の大きな穴が突如できたからですよね?」
「その穴で国家が分裂した…8つの国、赤・青・黄・緑・橙・天・桃・茶
と言われているの」
「それが合言葉を使うのにどう関係するのです?」
「間接的に関わってるだけよ、今は衣食住まともにできない」
「えぇ、私としては…表現するの難しいですが命をどうするか、つまり人生をどうするか・・を自分で決める、見つける、そして行動する/・たとえ子供でも自分で生きていく、自分で人生を決めるという私達大人すら難しいのに・・こんな時代なのよ」
「戦争と言うのですかね?」
「君はどう思う?/俺は戦争とも言えてしまうけどこれは国家どうこうの話では現状ありませんので・・・」
「そう植え付けられているのよ、私達は。国家と言える状況ではないけど、ここは青の国。
青の国の王は私達には全く干渉していない、でもそれは青の国と他の国との戦争をさけるためなの」
「・・・それはあなたの考えですか?/王の説明よ」
「私、会ってきたの。王と」
「本当にいたんですか?」「えぇ仮面をしていて顔は見えなかったし、体を隠すように大きな服を被っていたから体つきもよくわからなかったわ」
「声は?」「直接喋れなかったの、執事か護衛のものを通して会話したの」
「定かではないってことはその人も仮面とかを?」
「うん、でもその人は女性だった」
「話が逸れたね、その王があそこまでして私達国民に干渉どころか姿を見せないのは他国への情報漏洩対策なはずだわ」
「そうでしょうけど、なんで俺とあなたが合言葉を??」
「本物かどうかわからないのよ」
「偽物って言ったってそんなわかんないもんなんですか?」
「なぜ青の国は他国から攻められないようにしているか、それは簡単、弱いから、そしてなぜ攻められないのかは王が情報漏洩を防いでる関係で青の国の情報が伝わってないから」
「弱いから、つまり俺が想像する以上の力の持つ者がもしかしたらいるかもってことですよね。あと後半の話からすると攻められるのは時間の問題だと?」
「そういうこと、今のここの現状わかった?合言葉の件も」
「はい」
カァ〜カァ〜カァ〜/ポーポーポー
鳥の鳴き声とともに朝日が登ってくる




