受け取る
前回短くてすいませんでした!
皮屋に向かい、店主に声をかける。
「出来たかい?」
「もちろん!いい出来だぞ!」
そう言いカウンターの下から、黒く染められた皮の鞘を取り出した。
「ほう!いい感じじゃないか!預けていた大鉈も受け取り、鞘に納める。
スッと音もなく収まり、固定されている。抜くときも、僅かに力を入れて引くと、クンッと手応えが伝わってから抜ける。
口の部分は、革紐で縛れるようになっているが、縛らなくても大鉈は抜けない。
「一応、縛っておけるようにしたが、必要無いなら、革紐を外してくれたらいい。」
店主はそう言うが、暇がある方が何かと便利そうなので、このまま使おう。
礼を言って代金を払い店を出る。
次は籠手だ。
「出来たかい〜?」
なんか同じセリフのような気がしたが、まあ良いだろう。
「はえぇな。もう少しだ。」
店主は手元の籠手の微調整をしているようだ。
てか、なんか籠手が派手になってるのだが?
「店主、何か派手になってないか?」
そう聞くと、
「銀の糸で補強したからな。これで弱いアンデットなら、殴るだけでもダメージを与えられるぞ!」
ニヤリと笑いながら店主が答える。
「よし!実際に着けてみてくれ!」
店主はそう言い、俺に籠手を渡す。
左手の方から着けてみる。
銀杏の葉のような形の盾が、程よい重さを伝えてくる。
手の甲の部分に拳の3倍ほどの幅で広がり、徐々に細くなっていく。
そして肘に向かうにつれ反り返っていく感じの盾だ。
「ここの広い所で剣を受けたら、そのまま滑らせると、反り返りの部分で剣を弾くって感じで使う事を想定している。後、広い所でハンマーのように殴るのも有りだ!」
なるほど、小さいから耐えるのではなく、こちらから積極的に弾くのね。
次は右。
同じデザインだが、盾の代わりに、何か分厚い板のような物が付いている。
「これは?」
俺が聞くと、
「盾と同じ材料の板が入っている。多少なら耐えられるだろう。」
なるほど、一応防具としての役割があるのね。
残金を手渡し礼を言って店を出る。
さて。このまま帰るか、もう一泊するか悩むな。
書き溜めがもう無い




