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女神降臨  作者: 塔子
78/103

【77】

あれから、どうやって戻って来たんだろう?


私であって、私でなかった、あの瞬間。いろんな想いが混じり合って。


ここまでの事が思い出せない。


今、眠りから覚めて、窓に張られた布の隙間から日の光が溢れている。


朝?それとも。


ゆっくり起き上がって、ベッドから降りようと。


そして、側に居るだろうシュカの姿を探そうとした時――。



痛っ!



三つ編に編んだ髪が何かに引っ掛かった?


視線を髪に移すと、そこには濃紺色の髪が……!



なっ!!!



初めて見る、寝顔はまるで少年のよう。


手にはしっかりと私の編んだ黒髪を握っている。


どうして?ここ、どこよ?――な、なんでアースレイの部屋なのよー?


髪の毛をクイっと引っ張っても、放してくれない。


ど、どうなってるの~~?


今度は思いっきり引っ張ってみる。


えいっ!あ、放してくれた!!


と、思ったのも束の間、腰に手を回されベッドに引き込まれる。



「ア!アースレイ!!」



びっくりして、大きな声で叫んでしまう。



「朝から大きな声出すなよ」

「ちょっと、これって、どういう事なの?」

「――覚えてねぇの?」

「え?あ、いや、覚えてるよ…。でも、私、何でここに居るのかな~?なんて」

「ふ~ん、覚えてねぇんだ」

「あ、だからね、えーっと、あの後、何も無かったよね?」



アースレイは疑いの視線。


私は引きつった作り笑顔。



「――何もねぇよ」

「そ、そっか…。そうよね」

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