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女神降臨  作者: 塔子
38/103

【37】

黒髪の娘が、慌しく出て行ったかと思えば、今度は…。



「あら?ヨーコは?――もしかして、今しがた出て行ったのが」



白金の髪を持つ少女が問う。



「そうだ」



返事をするのも面倒だ。


元気になったのね、と愛らしい笑顔で言う。


そして、少し悪戯っぽい瞳になる。



「じっとしていられないタイプのようね。あの方と同じ」

「何の事だ?」

「約束したではありませんか?」

「……」

「きっと、ヨーコがあの方の生まれ変わりだと思うのだけど」

「……」

「もう、これで『女神』を召喚する事も無くなるのかしら?」

「何故、そう思う?」

「だって、シュカ。あの方も貴方の事を“朱夏”と…」

「……」

「これって、偶然なのかしら?」



菫色の瞳を細めて微笑む。



「せっかくだから、お茶でもしながら昔の話でもしましょうよ」



そうそう!コウの話もね、と付け加える。


我は何年経とうと、何十年何百年経とうと、この大巫女には逆らう事は出来ない。


それも全てコウのせいだ、と。


誰にも気付かれぬよう、小さく溜め息を付いた。



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