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女神降臨  作者: 塔子
24/103

【23】

光の神殿の大巫女――グリンダリア。


外見は13歳ぐらい。でも、中身は300歳以上だなんて。



さっきの出来事を話してみる。


初めて『女神』の力を使った事。


そして、ジェラルドさんとアースレイと――。


私はモノじゃないって、最後に強く言う。いくらなんでも“モノ扱い”だなんて酷い。



小さい溜め息を付く可愛い口元。菫色の瞳が細くなる。



「レイもルドも…、困った子供達だ事…」



レイって、アースレイの事?


ルドって、ジェラルドさん?


しかも、子供ですか~?


確かにグリンダリアから見れば、子供同然かも……。



「ヨーコ、貴女も…。まだまだ子供ね」

「全くだ」



今まで、何も言わなかったシュカが口を開く。


足元のフワフワした毛並みに目が行く。



「ヨーコ、しばらくここで世話になれ」



そう言って、部屋を後にする。



「あの人も…、まだまだね」



グリンダリアが、シュカの出て行ったドアに向かって溜め息混じりに呟く。



いくら鈍い私でも分かるよ。大事にされている事ぐらい。


でも、それは『女神』だから。


私が『女神』じゃなかったら?


きっと、私の事なんて、誰も………。


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