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【23】
光の神殿の大巫女――グリンダリア。
外見は13歳ぐらい。でも、中身は300歳以上だなんて。
さっきの出来事を話してみる。
初めて『女神』の力を使った事。
そして、ジェラルドさんとアースレイと――。
私はモノじゃないって、最後に強く言う。いくらなんでも“モノ扱い”だなんて酷い。
小さい溜め息を付く可愛い口元。菫色の瞳が細くなる。
「レイもルドも…、困った子供達だ事…」
レイって、アースレイの事?
ルドって、ジェラルドさん?
しかも、子供ですか~?
確かにグリンダリアから見れば、子供同然かも……。
「ヨーコ、貴女も…。まだまだ子供ね」
「全くだ」
今まで、何も言わなかったシュカが口を開く。
足元のフワフワした毛並みに目が行く。
「ヨーコ、しばらくここで世話になれ」
そう言って、部屋を後にする。
「あの人も…、まだまだね」
グリンダリアが、シュカの出て行ったドアに向かって溜め息混じりに呟く。
いくら鈍い私でも分かるよ。大事にされている事ぐらい。
でも、それは『女神』だから。
私が『女神』じゃなかったら?
きっと、私の事なんて、誰も………。




