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女神降臨  作者: 塔子
23/103

【22】



結局。


あの場をどうやって離れたかと言うと、シュカが私のワンピースの裾をくわえて強引に引っ張ってくれたから…。




そして、私は今、長く続く城の廊下を歩いてる。


5メートルほど先にはシュカ。獣姿で、尻尾が歩く度に揺れてる…。



「シュカ」

「………」



…返事。無し。



「シュ~カ~」



…もう一度、呼んでみる。


聞こえてるはずなのに、無視ですか?


なんだか、泣けてきそう…。




どのぐらい歩いたんだろう?


ただ、シュカの後をついて行くのに必死だったから、周りなんて見る余裕も無く、着いた場所は…。



「光の神殿…」

「ここで少し休め」



意外に、近いんだ。


城と神殿って、歩いて行ける距離だったのね。


中に入ると巫女達が、パタパタと出て来て、迎えてくれる。


奥からグリンダリアが現れて「もう、お身体は宜しいの?」と、訊いてくる。


「はい…」って頷くと「では、お茶にしましょうね」と、案内してくれた。









3日振りの食事、私は軽くスープだけ。


いきなり、食べるのは良くないとか…。


確かに胃が変。食欲は、あるけど受け付けない感じ。


グリンダリアは、ゆっくりお茶を飲んでる。


シュカは私の足元でクルっと丸まってる。そんな格好でいると、本当に大きな犬。


本人にはそんな事言えないけど、なんて言うか可愛い。


勿論、可愛いっていうのも言えないけど…。



「何か、お困りですね」



と、話を切り出すグリンダリア。


「私で、良ければ聞きますよ」と――。



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