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女神降臨  作者: 塔子
11/103

【10】

私は言葉に詰まる。


今は背を向けていて良かった。



「その辺は大丈夫…、私の両親は1年前に亡くなってるから……」



気にしないでって、分かって欲しくて、声だけは元気な振りをした。



「それは…、悪かった……」

「ううん、だから、きっと、私が落ちて来たんだね」



だって、私がこの世界に来た事で、悲しむ人はもう居ないのだから…。


それに、アースレイは何も悪くない。



「謝らないでよ。アースレイだってご両親居ないでしょ?」



グリンダリアから聞いたよって言うと、「そうだな」と短く答える。



「それに、さっきの村…」

「……………」

「お年寄りと子供しか見なかった……やっぱり戦争中なのかな?って。早く終わらせないとね!」

「――おまえは元の世界に帰る事だけ考えていればいい」



そんな風に言われると…、確かに私は『女神』の力なんてどんなものか知らないし。


何が出来るなんて分かってない。



帰る?

帰りたい?

帰れたら…?



少し先の…、もしかしたらずっと先の未来の事かもしれない。




――貴女次第です。




私はどんな時、どんな風に願うのだろう。



“帰りたい”と…。


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