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女神降臨  作者: 塔子
102/103

【今夜は帰さない】

以前、拍手用に書いたものです。

前半がアースレイ ver.

後半がジェラルド ver.です。



今、私はベッドの上で意味も無く正座をしている。

目の前には、濃紺色の髪を持つ青年。


「何、座ってんだ?横になれよ」

「………」


ここまで来たら覚悟を決める?

それとも――多少の抵抗を試みる?


「アースレイ、やっぱり自分の部屋に…。ほ、ほら!私、寝相悪いし」

「おまえには何度も投げられてるから、今さら気にしねぇ」

「うっ!!その節はごめんなさい!!えーっと、寝言とか言って煩いかも」

「別に。ヨーコはいつも煩いだろ」

「………」


相変わらず、意地悪。何もこんな時に言わなくても…。


「それより、ヨーコ――」

「あっ!私、胸小さいから見たら、きっとガッカリするよ!」

「正直、小さい方が好み」

「えぇっ!!でもちょっと待って!!お腹だってポヨポヨだよ!」

「そんなもん、チビが出来りゃ、どうだってよくなるだろ!」

「――っ!!!」


青灰色の瞳の奥に揺れる炎が見える。


「ヨーコ」

「な、なに?」

「愛してる」


最近、アースレイに勝てなくなってきたように思う。


仕方ないのかな?


だって、私も――。



「――私も愛してる」




『今夜は帰さない』 アースレイver. END






  *  *  *






今、私はベッドの上で意味も無く正座をしている。

目の前には、黄金色の髪を持つ青年。


「さぁ、もう休みましょうか?」

「………」


ここまで来たら覚悟を決める?

それとも――多少の抵抗を試みる?


「ジェラルドさん、やっぱり自分の部屋に…。ほ、ほら!私、寝相悪いし」

「それなら、気にならないほどくっ付いて寝ましょうか?」

「うっ!!それは嬉し、じゃなく、えーっと、寝言とか言って煩いかも」

「夢の中でも、俺の名前を呼んで」

「………」


相変わらず、直球的。何もこんな時に言わなくても…。


「それより、ヨーコさ――」

「あっ!私、胸小さいから見たら、きっとガッカリするよ!」

「全く、気になりません」

「えぇっ!!でもちょっと待って!!お腹だってポヨポヨだよ!」

「お腹など、子供が出来れば気になりませんよ。協力します」

「――っ!!!」


緑色の瞳の奥に揺れる炎が見える。


「ヨーコさん」

「は、はい?」

「愛してます」


毎回、ジェラルドさんの方が一枚上手。全戦全敗中。


仕方ないのかな?


だって、私も――。



「――私も愛してる」




『今夜は帰さない』 ジェラルドver. END


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