第21話新しいヒロイン!?
「はぁ…」
「どうしたの?蓮斗君」
「いや、実は昨日遥香のことを家まで送ったら遥香のお父さんに遥香に近付くなって言われてな…」
「えっ…それってもしかして私もだめになる…?」
「多分なると思う…昨日メッセージ送ったけど既読にならない。多分ブロックさせられたんだろうな…」
そうすると澪は決心をした顔をして
「私…行ってみるよ。蓮斗君が駄目だっただけかもしれないし」
「まぁ確かに…俺だから駄目だったのかもな…」
そう俺達が悩んでいると
「は〜いお前ら今日は転校生が来ているぞ〜」
転校生?テスト期間だぞ…もっとテスト期間前とかテスト後でよかっただろ…
「先生〜女子ですか〜?」
陽キャ男子がニヤニヤしながら聞く、あの男子は彼女が欲しいって言っていた男子であり転校生を狙うようだ
「あぁ女子だ。だが、テスト期間だから会話は多少でテストが終わったら会話をいっぱいしてやれ」
「は〜い」
あれは完全に狙ってるな…そんな態度だと狙いないと思うけどな…
「では入って良いぞ」
「はい!」
元気いっぱいな声で返事をしてガラガラと扉を開けて入ってくる転校生に俺は驚愕を隠せなかった。いや澪も驚愕を隠せなかっただろう
「は、え…?」
「え…?」
「はじめまして!相川遥香です!よろしくお願いします!」
自己紹介をするとクラスが盛り上がった
「うぉぉぉ可愛い!」
「可愛い!!!」
「お前ら静かにしろ〜席はそうだな…田中の前の席で良いか?」
「分かりました!」
転校生もとい遥香は微笑みながらこちら側に来て前の席に座った
「お、お前なんで…」
「なんで、澪ちゃんが…」
「まぁちょっとね〜」
遥香は人差し指を立て鼻に当て"し〜"っという動作をしながら言う
「さて…話を聞こうかな」
「そうだね…」
「え〜とね、昨日蓮斗と別れた後お父さんがね、蓮斗との学校を聞いてきてね…答えたらお父さんがすぐ転校の手続きをして…今に至るって感じかな…?」
「いや、なんで!?」
「右に同じ…」
俺と澪も意味が分からない顔をする
「いや〜実はね…私のお父さん蓮斗のことめっちゃ好きなんだよね…ホント呆れるぐらい…」
「は?」
いや、俺昨日めっちゃ拒絶された気がするんだけど!?
「ねぇ蓮斗君?さっき聞いた話と違うんだけど」
「い、いや俺もこれは知らない…」
「多分…お父さんは昨日多分てか、絶対照れてたと思う…」
は?照れてた…?
「遥香ちゃんのお父さんが照れてたって…どういうこと…?」
「いや、どうやら昨日の拒絶反応がお父さんの中では一種の照れ隠しらしい…」
「なんだよ…それ…」
俺は安心したような呆れたような気持ちになり机に突っ伏す
「え〜と大丈夫?蓮斗?」
「複雑な感情」
まぁでも、良かった…のか?なんか嫌な感じがするが、、、
「蓮斗に甘いみたいだね…私のお父さん」
「遥輝選手がまさかの…ってね…」
澪が呆れる
「はぁ…まぁ良かった。拒絶とかじゃなくて」
「怖いお父さんが蓮斗に甘いなんて知らなかった…」
俺と同様遥香は机に突っ伏し安堵のため息をついている
「でも…テスト点数ヤバかったらわかってるよな?って言われた」
いや、当たり前だろ
当たり前のことを言っている遥香を置き俺は澪に話しかける
「澪、遥香が丁度居るし勉強するか?」
「ん〜授業までちょっとあるしやろうかな…」
勉強をしようと俺達は勉強道具を取り出し勉強をしようとすると
「遥香ちゃん!遥香は部活どこ入るの?」
完全に勉強の邪魔である陽キャ女子が遥香が入部する部活が気になるようだ
まぁ、どうせバスケなんだろうな
「えっとね、今は陸上部の予定だよ〜」 「!?」
「!?」
は?バスケ…?
(え?バスケ…?)
「え〜なんで〜?」
「お父さんが陸上部にしろって言われてからかな」
苦笑いしながら言う遥香を俺達は見ておそらく同じこと思っただろう
俺は澪に耳打ちをする
「なぁ、なんでか分かるか?」
「分かんない…けど、多分遥香ちゃんのお父さん蓮斗君のこと好きだからじゃないかな…?」
なぜ陸上にしたんだろう、バスケはどうするんだろうか?まだ分からない状況だ…
まさかの遥香のお父さんが蓮斗好きとは…そして、お父さんがなぜ陸上を選んだろうか…




