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第20話まさかの人物

各々の過去の話を終わらせ勉強に戻る俺達

「はぁ〜やっぱり諦めようかな私」

「スポーツするなら勉強もしないといけないぞ」

澪も「うんうん」と頷いて同意している

「いや〜分かってるけどさ…やっぱ面倒じゃん?」

「まだ一年の期末なんだ、ここで点数稼いで高校の有利にならないと駄目だぞ」

「正論嫌いだも〜ん」

遥香はぷいっとそっぽを向いた

「分かった雑談しながらで良いからしような」

「じゃあする!」

先ほどの拗ねた様子などを感じさせず元気よく返事をする

「そういえば遥香ってなんで赤髪なんだ?」

「あっそれ私も知りたいかも…」

俺はずっと気になっていたがなんやかんやあり聞いていなかったことを聞くことにした

「あ〜これ?これはねまぁバスケって赤のイメージあるから赤に染めたんだよ〜学校からは実力あるから特例で許可が下りたんだ〜」

いや、そんな特例があるのか…

「始めて聞いたな〜瀧中学って実力があればなんでもいいのか?」

「まぁそんな感じかな〜」

「すごい…」

「そういえば澪…俺達期末テスト終わったらやっと初めての部活だよな…」

「そうだね…まぁ色々あったし仕方ないけどね…印象はだだ下がりだよね。入部したけど数ヶ月行ってないんだし」

はぁ…道のりは険しいな…

「ってお前は何してるんだ?」

「あ、いや〜暇だから脳を動かしてるんだよ」

「落書きだろうが!!」

もう目を離したらすぐサボりだすな…どうすれば…あっそういえば瀧中学って

「なぁ遥香」

「ん〜どうしたの〜?」

「瀧中学って期末テストで赤点一つでもあったら再テストで七十点以上取らないと部活禁止じゃなかったっけ?」

「え?そんなの聞いてないよ?」

「ほら…見てこれ書いてあるよ…」

澪がスマホで瀧中学のホームページを見せて

小さな文字で期末テストでの赤点は再テストを合格するまで部活を禁ずると書いてあった

「えぇぇぇ嘘ぉぉぉぉ!!!!」

うるせぇな、ここ一応澪の家だぞ?

「まぁこれを見たんだからやる気は出た…だろ…?」

俺がそう言い遥香の方を見ると遥香は横になって寝ていた

「え〜と…澪ちゃん?どうしたの…?」

「まぁ…直前で本気出せば赤点は逃れるでしょ〜」

はぁ…一回痛い目を食らった方がコイツは良いんじゃないか?

俺はスマホで澪にメッセージを送る

(なぁ澪一回遥香は痛い目を合った方が良い気がする)

送信すると通知音に澪が気付きスマホを見て、メッセージを書いてある

(同意。遥香ちゃんは本当にテストを舐めてると思う。)

俺達はお互いを見て頷き、決心する

「澪〜俺達も多分直前で本気出せば赤点は逃れられるから遊ぶわ」

「おっいいね〜何して遊ぶ?」

「私は…トランプ!」

こうして俺達はトランプなどで遊び気付いたら七時になっていた

「あっもうこんな時間だな…」

「じゃあ解散しますか〜!」

「バイバイ〜」

澪の家を出る瞬間俺は澪と目を合わせ一緒にニヤリと笑った

「送って行くよ」

「あっありがと〜」

よし、作戦は成功だな…このまま遥香には悪いが痛い目に合ってもらおう

「はぁ〜眠…」

「まぁ結構楽しんだからな」

遥香は特に一番楽しんでいた為一番疲れてるだろう。現に今欠伸を何回も繰り返している

俺達は雑談をしながら歩いていると遥香に着いた

「じゃあね〜」

「あぁ、またな」

「ちょっと待ちなさい」

とてもドスが効いた声を俺の背後から聞こえ、これはゆっくり振り返ると遥香の父親"相川遥輝選手"が居た

俺は背中に冷たい汗をかく

「は、はいなんでしょうか…?」

「お、お父さん…」

いつも陽気な遥香だが父親の前では酷く怯えた様子になる

「うちの娘とどんな関係で…?」

「は、遥香とは友人ですよ…」

そう言うと遥輝選手は何かに気付いたようだ

「って君、田中蓮斗君じゃないかい?」

「は、はい!」 

「怪我で引退したと聞いているよ…どうだい?復帰する気はないのかい?」

「そ、そうですね…復帰は怪我の影響で厳しいですね」

「そうか…なら、君は私の期待外れだったのか…かつて9秒台で走ると言われた少年が今ではもう陸上と無縁か…」

「お父さん!いい加減にして!蓮斗を悪く言わないでよ!」

「ほう、お前が私に口を利くとはどうやら本当に影響があったようだな…まぁ良い金輪際私の娘には近付かないでくれ、君が引退したように娘が引退したら嫌だからね」

「なっ…」

「ま、待って!お父さん…それは…ぐっ…」

遥香は止めようとしたが父親の顔を見て諦める他なかったようだ

さぁ遂に出ましたね〜遥香の父親が次の展開もお楽しみにしていてください!

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