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第11話部活紹介

はぁ…まずい本当にまずい、なんで先生余計なこと言うんだ?休み時間逃げようにも逃げれないよな

そんなことを考えてるといつの間にか朝の会が終わり休み時間になっていた

「なぁ!お前学年一なんだろ?すごくね?」

「い、いやたまたまだよ…」

「本当にすごいね!顔もイケメンなのに勉強もできるなんて」

「いや、ホントにたまたま…」

やべぇ…これ本当に逃げれない、どうしよ……澪助けてくれないかな…?だめだな澪なんか遠い目してる、、、

「なぁ、今日遊ばね?」

「えっと、」

「だめに決まってるでしょ!私が先に約束してんの!」

いや、約束した覚えはないがって、え?勉強できるだけでこんなに人気になんの?









はぁ〜やっと抜けれた、午前の休み時間全部取られた…昼休みはゆっくり過ごそう、、、

「ね、ねぇ蓮斗君…」

「どうした?澪」

何やらとても聞きたいような顔をする澪

「いや、別に大したことことじゃないんだけどね、蓮斗君って勉強できるんだね、それでね」

まさか、澪もさっきの奴らみたいになったのか!?いや、澪はそんな人じゃないけど、この感じ絶対そうだよな…

「ご、ごめ…」

「……私に勉強教えてくれないかな…?」

「ん…って、え?」

「え?だから、勉強教えてほしいな…って」

ごめん!澪本当にごめん!澪のことを危うくさっきの奴らと同じ奴らなのかと思っちゃった。

俺は澪を信じ切ってなかった…

「う、うん良いけど俺で良いのか?教えたことないから、あんま自信ないぞ?」

「うん…それでも良い、私は蓮斗君が上手く教えてくれるって信じてるから」

おっと、これは責任重大だな…もし、これで澪が伸びなかったら、澪に悪いし…指導者の気持ちってこんな感じなのかな…?

「わ、わかった、一回教えてみるよ」

「本当!?ありがとう!蓮斗君!!」

子供のように無邪気に笑う澪を見て、俺は自然に口元が緩み口角が上がってるのを自覚する

チャイムが鳴り皆が席に座り始めると先生が来て

「よ〜し!お前ら次は部活紹介だからな〜体育館に移動しろ〜」

クラスの奴らは小声で俺はもう決まってるや、私は入らないっと言ってる声もある

「部活か…」

胸の奥が少し疼く

なんとも言えない感情だな…スポーツなんかもう無縁だし帰宅部って決まってるけど、やっぱり憧れは残るな…

「どうしたの蓮斗君?もしかして体調悪い…?先生呼ぶ…?」

「い、いや良いよ」

やべ、顔に出てたか

「お前ら早く移動しろよ〜」

俺達は体育館に移動し、椅子に座る

「まずは最初は野球部の紹介です、野球部の皆さんお願いします。」

「はい!!」

野球ならではのとても大きい声で返事をしステージ上に並び始める、おおよそ30人は居そうだ

「我々野球部は……」

声デカいな、野球部だから納得だけど想像以上だよ。あっそうか、瀧中学が近くにあるから負けるにはいかないのか

そしてしばらく部活紹介が続き

「次は陸上部です。陸上部の皆さんお願いします。」

「はい!」

陸上部…やっぱり嫌な思い出が思い出すな、けど良い思い出も思い出すな

__小学生の頃

「On Your Marks」

俺はその声を聞き一度目を閉じ集中を高める、そして俺はスタブロに足を掛け下を向く

「Set」

そして号砲が鳴り8人一斉にスタートをする、俺はもう30m地点で既にトップになり、その後も誰も寄せ付けず一着で駆け抜け、会場は大盛り上がり

「田中蓮斗!11.54!大会新!小学生記録で優勝だ!!これが9秒台で走ると言われた少年の走り!!!」

実況も大盛り上がりで語っていた

俺は表彰台に乗り金メダルを首に掛け満足していた







やっぱり嫌な思い出ばかりではないな、一度思い出すのも良いものだ。もう一回走りたいな…って今走ったら足がぶっ壊れるか

俺はもう走れない

「以上で部活紹介を終わります、起立、礼」

なるほど、ここの中学はサッカー部ないのか、珍しいな

そして、クラスに戻り今日は職員会議ある為、五時間で終わりみたいだ

「澪、一緒に帰ろうよ」

「え?良いよ…」

澪は驚きながらも承諾してくれた

「澪は部活決めた?やっぱり吹奏楽部」

「うん…そうかな、親も言ってるし」

澪の所は親が厳しいんだろうな、澪の自由を奪ってる気がする、でも俺は部外者だし中学入ったばっかだし

「やっぱ、親って厳しいのか?」

「まぁね…厳しいよ」

澪は悲しような寂しいような顔をした

「なるほどな、あっ着いたな…じゃあ澪また明日な!」

「うん!また明日!」

だが、このときの澪の笑顔はどんなものより輝いて見えた、いつか澪の問題は俺が解決したいそう俺は思った

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