if クリスマスデート 澪恋人編
俺は澪の家に来ている
「お邪魔します」
「あら、蓮斗君来たの〜?待ってね、今澪を呼ぶから。澪〜!蓮斗君来たわよ!」
澪のお母さんが言った瞬間二階から椅子から落ちるような音がした後階段を凄いスピードで降りてくる音がした
「れ、蓮斗君!いらっしゃい!待ってね、今着替えるから!」
「もう〜前もって準備しておきなさいよ〜」
「こ、こんな早く蓮斗君が来るって思わなかったもん!」
「ごめんね〜蓮斗君」
「いえいえ、全然俺は良いですよ」
澪は慌てて部屋に入って行くのを見送りお母さんの方に目線を向ける
「蓮斗君、ありがとね私澪に絵の才能があるって知らずに絵をやめろって強制していたわ…」
「いえ、俺にとっては分かってもらったら良いんですよ、結局は澪の意思ですよ俺はサポートをしただけですよ」
「優しいのね、蓮斗君は」
「そんなことないですよ…」
「澪にはもったいない人ね…本当に、ありがとう」
「いえ、そのセリフは俺のものですよ。澪は本当に優しくてそれでもいつも前を向いている素敵な人です」
「あらあら、そんなこと言ったら澪が照れちゃうわよ?」
え?まさか…
「み、澪」
「蓮斗君、、、嬉しいけどね…恥ずかしいよ…」
いつの間にか着替えを終え階段を降りて来た澪が俺の背後に居た
「え、えっと…」
「ふふふ…まだまだ若者ね、それじゃ行ってらっしゃい今日デートでしょ?楽しんできなよ?」
「う、うん分かった…」
「あ、はいありがとうございます」
俺達はなんとなく恥ずかしい気持ちを背に澪の家を去っていく
「澪どこが良いかな?」
「私としては公園デートとかの方がありがたいかな…街の方はちょっと、騒がしくて」
「分かった、近くの公園行こっか」
俺は澪に手を差し出すと澪は恥ずかしながらも嬉しそうな顔をして手を握った
「最近勉強は大丈夫か?」
「うん、蓮斗君が教えてくれるのもあるけど自分でも分かるようになってきたよ」
そうか、なら良かった高校からは勉強が一気に難しくなるからな、少し安心した
「なら良かった、次のテストも頑張ろうな」
「今度こそ蓮斗君にテストで勝ってみる」
そう言って澪は気合を入れるように拳を握った
「ふふ、負けるつもりはないからね、澪が仕掛けたんだからこっちも本気出さないとな」
「あ、やっぱりなしでも良い…?」
澪の顔からは絶望ような顔が見えた
「諦めるのが早すぎるだろ、せめてそれは全部のテスト終わって自信なかった時にしとけよ」
「だって!蓮斗君が本気出したら私…絶対勝てないもん…まず勝ったことないし、、、」
澪は恥ずかしそうに顔を逸らす
確かに澪が俺にテストで勝ったことはなかったな?澪が本気で勉強していつか追い抜かれる日が楽しみだな
「澪は理解力はあるんだ、そこから応用に繋げたら俺なんてすぐ抜けるよ」
「そ、そうなんだ…でも、そうやって私の能力とか分かってるからやっぱり蓮斗君の方が上だね」
澪は呆れたようなそれでいても相変わらずだなみたいな顔をして笑った
「そうか?普通に見てたら分かるよ、澪なんか分かりやすいしね」
「そ、そう?」
「うん、本当に分かりやすい数学とかでも公式は分かってるのに応用が苦手だからよく間違ってたよ」
「そ、そんなに分かりやすいんだ…私」
「まぁね」
少しガッカリしていた澪だが、しばらくすると俺の肩に頭を乗せてきた
「どうした?」
「ううん、何でもないけど、なんとなくしたくなったの」
俺の彼女が可愛い件!!!
……いや本当に、世界に自慢したいレベルで。
「そうか、可愛いな」
俺は澪の頭を撫でて言う
「も、もう…」
澪は照れたのか俺の肩から離れ俺の胸に頭を埋めた
「蓮斗君、本当に好きだよ…大切にしてね私も大切にするから」
「俺もするよ、澪に出会えて俺は本当に幸せだよ、これからも俺は澪を大切にする」
すると澪は目を閉じ顔を少し上げた
俺はその意図を察し、澪と唇を重ねた
唇が離れた後、澪は少し潤んだ目で俺を見て、それから小さく微笑んだ。
本当に俺は恵まれている、これからも俺は澪を大切にすると心の中に決意する




