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神々の塩路  作者: Janpon
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力の封印(カース)4 宴の夜に



帰還は、集落に驚きと、無事への安堵、そして歓迎をもって迎えられた。「民族のために若いものが体を張っている」。その事実は集落の仲間を熱くさせた。


三人は、しくじりを責められると思っていたが良い意味で出鼻をくじかれた。宴が開かれ、三人はその場が終わるまで旅の話をせがまれ続けた。

特にアトラは肌のキレイさもあってモテモテであった。



導き手たる神父は、相変わらず熱心に祈りを捧げていた。

夜の炎の中で、三人は神父へと声をかけた。臨戦態勢をとりながら。振り向いた神父の顔に三人は確信を得た。


「コイツの正体は悪魔だ」と。


アトラが棍棒を振り下ろす。地面が爆ぜる音と衝撃。神父はそれを軽く躱わすと、アトラの鳩尾に正確な蹴りを放った。アトラの視界と意識が飛びかけ、返す棍棒は放てない。

リアムの突きは、空気さえも切り裂く鋭さであった。だが、神父はピッチフォークを突きの横から一瞬で握り込み、リアムを地面に転がした。

そして、葉月が魔法を放つ、そのコンマ数秒前に、神父の魔法が葉月を吹き飛ばした。


神父は落ち着き払っていた。息を荒げるどころか、汗一つかいていない。三人の全力の奇襲は、彼に傷一つ負わせられなかった。


おもむろに神父はナイフを取り出し、しばし彼らを見据えると、自らの掌を切った。

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