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番外 剰(おまけ)
主人公3人のイラストです。どれが誰かは読んでいただけた方にはおわかりかと思います。
ちょっと3人ともかわいすぎかもしれませんけれど。
最終話を午後11時に投稿すると予告したのに間違えて午後5時に公開してしまったので、あとがきのあとがきで、最後の場面の解説をさせていただきます。
諏訪大明神と話しているのは武田勝頼。武田信玄の嫡男で、一五七五年の長篠の戦いで織田・徳川連合軍に敗れた後も、七年間も甲斐武田家を率いて闘い続けました。
その勝頼を隣国からじわじわ追い込んでいったのが家康だったのです。最後は織田信長の嫡男、信忠の軍勢による甲州征伐で敗走し、息子ともども自刃しますが、家康への恨みは相当だったのではないかと想像します。
そして、そのわずか三カ月後に起きた本能寺の変で信長・信忠親子が討ち取られてしまうのですから、なんとも皮肉なものです。
さて、勝頼が現代転生したのはどんな人物なのでしょう。
続きはまだ書けていませんが、投稿した時にはまたお読みいただけるとうれしいです。