4. 3話の続き。
終わらせ方を忘れました。なので続きです。
現在から20年以上前の事。
「その答えはいつか…でるから……。」、その答え……いつでるんだよ…、……先生……。
あの頃、いつも懐にチェーンを忍ばせていた。
他人を殴る事はしない。かと言って、逃げることもしない。私は、私はいつも自分にそう言い聞かせておいた。
いつも…いつもオマエは何も言わない。
北海道と言えば札幌、函館なんだってな。横浜から来た加賀谷はそう言っている。
オマエは函館から来た。そう、ここ田舎町から500キロ以上はなれた都会から。以前何があったのかなんて知らない……。
もうこんな季節か。陽も落ちるのも早くなって。
夕暮れ、黄昏…時に私とオマエ…。影法師がより高く
あぁ…この時間がいつまでも続けば良いのに……。
なぁ…なにか言って……。
そんな時オマエは私に後ろに手を伸ばす…何も言わないで、握って…繋いでいいの?…。
オマエは未来が、明日が恐くないの?。どこ…見てるの?…、空…空をみてる……。
空…いつも?、雲が流れている……思ったよりも速く
そしてオマエは私を見る……。
!ピピピピ!♪ピピピピ!♪♪!!…!
はっ!(驚き目覚める)…。夢?…、あの頃の…あの時の夢をみてた……。そう…あの時の。
そして此処は現在の私のアパート。
たぶん…理由、夢の理由は昨日オマエが来たから…。
まだ……その答えが出てない……。
たぶん……次で終わります。