「だれでもいいから嫁に行け」の話
こんにちは、紫雀です。
本日のお題
私がゴルフ場に勤めて
3年目の夏のこと。
ちょうど、25歳くらいのときのことです。
その日も仕事を終えて、家に帰宅し
「ただいまー」と言いながら
玄関のドアを開けて、一歩中へ入ったとき
奥にいた母が出てきてこういいました。
「今日、おばあちゃんから電話があってね」
「うん、何って?」
服を着替えながら答える私
「おばあちゃんの家の近くに住んでいる人に
あんたを貰ってくれって言いに行ったんだって」
「……ふーん」
「でもね、その人、45歳で、バツイチの子持ちなんだって」
……なっ、なんですとー!!!どんだけぇー!!
「嫁にも行けない可哀相な娘だから、ぜひ貰ってやってくれ言ったらしいの」
ひどい!酷すぎるぅー
おばあちゃんにとって私の商品価値ってどんだけ低いのぉー!!!
しかも、お見合いですらない……
ハアッ……┐( ̄ヘ ̄)┌
そりゃね、20歳くらいで結婚しちゃったおばあちゃんと
20歳くらいで嫁に来た、おばさんたちから見れば
『嫁きおくれた可愛そうな娘』に見えるかもしれないけど
当時は、結婚適齢期が伸び
25歳くらいだったら、まだまだ、平気な感じはあったのよー!
それを……ろくなお見合いもしてない私に
いきなり、貰ってもらうように頼んできたから
『嫁に行けー』とは……
一体どーゆー了見なんですかー???
「で、あんた、どうする?」
と母が聞いてきた。
どうするって
「せっかくだけど、……断ってくれる?」(-_-メ
ショックのあまり、そういうのが精一杯な私でした。
やれやれ……世代の差ってコワイ……