受験生、いろいろ 最終章
こんにちは、紫雀です。
今週の木・金(3/3、4日)に子供が公立校の受験しました。
家中、ピリピリした空気もなくなり後は結果発表を待つのみ
11日の発表まで落ち着きませんが、(子供が)やることはやったので満足です。
8日には卒業式があります。
一年が早かったァ~
何日か前の話です。
学校で先生から中3年の生徒の皆に、こんな注意がありました。
以下、聞いた話を妄想モードで
卒業式も近づいたある日、O君は同じ部活だった
下級生のT子に呼び出された。
三月だというのに、ぼたん雪の降る寒い日
校庭の隅にある大銀杏の木の下でT子を待った。
銀杏の木はすっかり葉を落とし寒々しい空に
枝を広げている。
吐く息が白い。
「センパーィ!」
T子は手を振りながら校舎の方からかけてきた。
右手を上げてそれに答える。
「やあっ、話ってなんだい?」
「あの・・・」
真っ赤になってうつむくT子
T子は意を決したように顔を上げていった。
「わたし、先輩のこと好きでした。」
「・・・」
「付き合ってくれなんていいません。でも記念に
制服の第二ボタンをもらっていいですか?」
Oは驚いてT子を見た
告白されるのなんて初めてだ・・・
オレ、人生最大のモテ期?かも
浮かれてしまったO
制服の第二ボタン?あっ、別にあげてもいいよな
どうせもう、着ないし
「いいよ。もう着ないし」
「えっ、ほんとですかー」
パッと顔が明るくなったT子
「あの、M子の分もいいですか?
それと、U子とH美と」
「えっ、えっ??」
オレってそんなにもててたの?
気がつくと彼は学生服のすべてのボタンを失っていた。
教室に戻ったO
だらしなく制服の前が開いている。
「O、どうしたんだ。その制服?」
担任のK先生がいった。
「あの、下級生がボタンくれって言うから、あげたんです。
もう制服着ないし」
「お前ねー、来週何があるか知ってる?」
「来週?あっ、卒業式!!」
「ことの重大さが理解できたか?」
顔面真っ青になったOはコクコクと頷いた。
「理解できたんなら、買えよ、ボタン
そんな制服じゃ、卒業式に恥かくぞ」
次の日、あげたボタンを返してくれとも言えず
購買で、すべてのボタンを買い求めるO君の姿がありました。
とここまでうって
「あれぇ、何これ!違うよ、おかあさん」
ブログを読みながら叫ぶ長女!
「えっ、何がー?」
「女の子じゃないよ!ボタンあげたのは男の子だよ!!」
「えっ!男の子?( ̄□ ̄;)」
・・・今はそういう時代なのね・・・
つまり、卒業前に制服のボタンを人にあげてはいけないという
教訓だったのだが、それにつけても・・・
ほんとに受験生、いろいろです。
以上、紫雀の体験談でした。