愛人(変な夫婦の話)
こんにちは、紫雀です。
昔、紫雀が、就職していた所はゴルフ場でした。
仕事は、金庫番、経理をまかされました。
ゴルフ場は、色々な人とかかわります。
ゴルフ会員の会社の社長や、銀行員、
芝生の管理をする作業員やキャディ、
厨房のコックさんなどです。
ある日のことです。
事務所で一人になった時
出入りの業者さんが声をかけてきました。
「Sさん、わしの愛人にならんか?
あんたが気にいったけんどうだ」
「!!!!」
ちょっとー、この人、私の営業スマイルをものすごく、勘違いしてるぅ。第一
「何、冗談かましてんですか、
奥さんがいるでしょ、奥さんが!!!」
それにこの人、愛人持てるほど,
自分に魅力があると勘違いしてるー!!!
「奥さんに失礼ですよ。」
冷静なふりをして、いなしてみたけど、
「奥さんとはな、話し合いでお互い好きな人が
できたら、愛人として、付き合ってもいいことになっとる」
一体、どんな夫婦だ!!
「なっ、ええだろ?」
なおも、たたみかけるオヤジ
『ずーずーしい!何が悲しゅうて、好きでもない
オヤジの愛人にならにゃぁならんのだ』
皮肉をこめて丁重にお断りしました。
後日、この話をママ友のTさんにしました。
「へーんなの、なにー、そのおやじ、第一、金持ってんの?」
「いや、しがない電気工事のおじさん……」
「バッカじゃないのー、愛人なんて、金目当てに決まってるじゃないの」
へぇー、やっぱりそうなのか。
全く、世の中、変な夫婦もいたモノです。
世の男性諸君
愛人持ちたいなんて、バカな考えを持つのはやめましょう。
愛人なんて、金、目当てなんですよー
以上、紫雀の体験談でした。