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介護、ある病院での会話
こんにちは 紫雀です。
おばあちゃんは、よく癲癇の発作で入院するのですが、
発作が治まって、退院することになり迎えに行った時のことです。
病室には、おばあちゃんと三人の患者さん、
患者さんのお身内のご婦人が一人いました。
皆さんに挨拶をすませて、荷物をまとめていると
ご婦人が声をかけて来ました。
「かわいいわねぇ、本当にかわいいわ、良いですねぇ」
私は、何のことか分からず、
まじまじとご婦人の顔を見てしまいました。
そんな私の視線におかまいなしになおも、おっしゃいます。
「可愛くていいわねぇ、ほんとにうらやましい」
かわいいって、なにが?
可愛い系の孫さんとか、看護婦さんとか、だれか芸能人でも来てるの?
周りを見回しても誰もいません。
もしかして??
「わ、わたしのこと?ですか」
不覚にもそう聞いてしまいました。
「あら、おばあちゃんよ、いやーねー、ほほほ」
・・・先に主語を言って下さい!!、しゅごをー
あー赤面(-_-;)
世の中、こんな恥をかくこともあるのです。