登場人物の身体的特徴と装備 その1
・ツキト=フクトミ (ニンゲン族 オス)
本編の主人公 40歳 175cm
眼の色:両目とも褐色
やや白髪の混じった黒髪・短髪 大福のようなふくよかな中年腹
髭の手入れは三日に一度程度であり、クエスト中は無精髭を伸ばしっぱなしの時もあり。
顔は3枚目。女性にモテモテな顔と言うわけもなく、だが、柔和な笑顔のために、人当たりはよさそうには見える。
武器:3メートルに及ぶ槍。
ただし、帝立鎮守軍では6メートルの超長槍を正規兵に持たせているので、それと比べると、ツキトが所持している槍はモンスター対策に用いられる一般的な長さの槍となる。お値段は1本、銀貨50枚(※日本円で約5万円)。
ちなみに冒険者はクエストに行く際はスペアに得意な2本所持していくことが多い。
防具:基本は鋼鉄製の胸当て、胴、籠手、脚絆、そして革製のブーツを着用。さらにその鎧の上から袖なしのジャケットを羽織っている。ジャケットの外と内のポケットにそれぞれ、火と風の呪符を仕込んでいる。頭部分は兜ではなく額当てを着用している。C級冒険者なだけあり、中古で一式揃えている。お値段:全身で銀貨60枚。
・アマノ=フクトミ (ニンゲン族 メス)
ツキトの嫁 29歳 165cm
眼の色:黒色に少し青みがっかった程度
少し茶色がかった、胸あたりまでのセミロング Dカップ
ややふっくらとした頬。ニコニコ笑顔の時に眼が上弦の弧を描く。体格は痩せすぎず太すぎずの健康的な肉付きの身体。ツキトは、おっぱいも好きだが、尻も良いなと宗派を変えてしまいそうになっている。
武器:全長1.5メートルはあろうかと言う長弓の部類に入る弓。
ただし、帝立鎮守軍では2メートルの超長弓を正規兵に持たせているので、それと比べると、ツキトと同様に、この大きさは冒険者にとっては一般的とも言える。ちなみに、全長80センチメートルほどの短弓もアマノは扱うことは出来るが、彼女自身は長弓の方に才があるようだ。
魔法補助の素材と紋様が弓に彫られているために、お値段は弓としては高値の1本、金貨5枚(※日本円で約50万円)。さすがはB級冒険者と言ったところだ。
防具:革製の胸当て、革の籠手、脚絆。二の腕、太もも、腹の部分に鎧は着用していない。代わりに、ツキトよりも厚手の丈夫な鎧下の服を着用している。胸当ての左胸部分は弓を扱うために厚めになっている。B級冒険者なだけはあり、上等な革を使用しているために革の防具でありながらも、お値段、金貨1枚。
・ユーリ=フクトミ (ニンゲン族 メス)
ツキトの一人娘でありヒロイン(?) 16歳 155cm
眼の色:真紅の双眸
赤みかがった褐色の髪 ボブカット Bカップ(現在、成長中)
程よく筋肉が身体についているが、やや細身。頬もシュッとしている。別にツキトが満足にユーリを喰わせていないからではなく、年頃のためか、体重を気にしている模様。でも、肉は好物なのでガッツリと食べている。若さゆえの新陳代謝の良さのせいなのだろう。
武器:錫杖でありながら2.5メートルもある特注品。
普通の錫杖は長くても1.8メートルほどであり、【欲望の団】の団長が職人を泣かせに泣かせた1本である。ツキトの予想では、材料の白樺の木の分も含めてお値段、金貨20枚ではないのか? と考えている。
防具:防具:革製の胸当て、革の籠手、脚絆。二の腕、太もも、腹の部分に鎧は着用していない。代わりに、アマノ同様、ツキトよりも厚手の丈夫な鎧下の服を着用している。こちらは特に加工はされてはいない。お値段、銀貨30枚。
・ノブナガ=オッダ (ニンゲン族 オス)
【欲望の団】の団長 32歳 170cm
眼の色:蒼い紺碧の双眸
ヒノモトノ国での平均身長ジャストであり、引き締まった肉体は、世の中の金持ちのおば様たちからオヒネリをパンツに突っ込まれるくらいなほど。顔はやや細長ながらも、端正であり、髭はきちんと手入れしており、ドジョウ髭と長さ5センチメートルほどの顎髭有り。まさに団長と言うべき風貌を醸し出している。最近はその顎髭を幼い娘に力いっぱい引っ張られるのが悩み。
武器:1.7メートルほどのカタナ。
団長は長剣に適正があり、その中でもカタナに興味を持ち、愛用している。だが、A級冒険者なだけあり、たいていの武器は人並以上に使いこなせたりするところが恐ろしい……。団長は受けるクエストにより、その都度、武器を変えていたりする。お値段、金貨3枚(普段用)。
防具:ヒヒイロカネ製の全身鎧プラス真っ黒な生地に金色の刺繍が施された外套。
意匠は大陸ポルト=ペインの鎧をモチーフにしている。戦闘時に動きやすいように全身鎧でありながら、アマノの防具程度の重量しかなかったりする。もちろん、この鎧の作成を団長に依頼された職人さんたちは血と汗と涙を大量に流している。
団長の羽織る外套も、いわく付きなのは言うまでも無い。




