第4話 異世界授業(後編)
いやー長くなってしまいました。
戦闘シーンは難しいですね。
更新遅くなってすみません。
忙しかったんです…。
埃をかぶった黒い抜き身の剣を、俺は武器庫の奥から引っ張り出した。
「ゲホッ、ゴホッ、ゴホゴホ……!」
引っ張り出した際に舞った大量の埃で、むせてしまう。これやべえな。掃除サボってるだろ。
咳がおさまったところで、付いた埃を手で払い、取り出した黒剣の姿を再確認する。
刃渡りは長く、それなりに重い。2kgくらいだろうか。両手で持ってようやく安定する感じだ。両刃で切っ先は真っ黒、柄も黒い。一言で言えば漆黒のバスタードソード、といったところだろう。全身のほとんどが黒だが、唯一剣の腹だけが紫がかっており、なんとなく不思議な力があるように思わせる。埃でよくわからなかったが、これには全く傷が無く、まるで新品のようだ。
「『不滅の魔剣"ブラノヴァ"』……か。」
刃元に彫られている文字を再度確認する。日本語ではなく、この世界の文字だろう謎の記号が羅列されているのだが、なぜか読める。多分言語関係に、何か魔法的なものがかかっているのだろう。未来視の魔法が一般的になっているんだ。それくらいわけないはず。リリ達と話している言葉も、実は全く違う発音をしているが日本語に聞こえている、という可能性があるな。
しかし、今それを考えてもしょうがない。一旦それについて考えるのはやめだ。
「かっこいいな」
素直にそう思う。"不滅"という言葉は、俺の心によく響く。もちろん思春期レベルでの話だが。
まあ、お目当の魔剣を見つけられたわけだし、これをいただいて行くとしよう。
そして、俺は颯爽とリリ達の下に戻って行った。
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「レイ様〜、こちらです〜」
俺を見つけたナリルが、手を振って居場所を教えてくれる。
ナリルとリリ、ロレンツ大臣は武器庫の隣の大部屋に移動していたらしく、俺は3人を探して迷子になりそうだった。武器庫で迷子とか勘弁してくれ。あそこ武器ばっかりで暗いから割と怖い……。最初に外に出て正解だったな。
大部屋にはあまり物は無く、硬い床と天井にある大量の照明がほとんどだ。この照明は魔法なのか……? 俺の泊まってる部屋は、明かりがロウソクだったんだが。
「お、来ましたね。何を選ばれたのでしょう?」
「魔剣です。」
俺はドヤ顔で言い切り、ブラノヴァを大臣に渡した。武器庫の奥まで探して見つけたからな!
「ブ、ブラノヴァですか……」
「え?」
なんか大臣の反応悪いんですけど?リリもあちゃーって感じで顔に手を当ててるし。
「なにかやばいものでしたか……?」
「い、いえ、別に危険な物というわけではないのですが……」
「私が説明するわ。レイ、ブラノヴァはね、"不滅と不変の魔剣"なの」
「ん? 不滅は知ってるけど? ここに書いてあるし。不変は知らなかったな。それが何か問題なのか?」
不滅で不変なんてカッコいいじゃないか。
「うーん、『鑑定』した方が早いかしら。ちょっと待っててね」
そう言ってリリは、紙と羽根ペンを部屋の隅に唯一ある机から取り出し、ブラノヴァをじっと見てから何か書き始めた。
「ちょうどいいタイミングですね。レイ様。今姫様は、『鑑定』というスキルを使用しました」
「え、今?」
「はい、今です」
魔法の時みたいに光が舞ったりとかしなかったけど……。
「スキルの発動は傍目にはわかりません。しかし、姫様は現にスキルを使い、真理を見通すことで、ブラノヴァの詳細な情報を書き出しているのです」
へー、思った以上に地味だったけど、最近のネット小説の鑑定と機能的なところはほとんど同じなんだな。
「書けたわ。レイ、どうぞ。見てちょうだい」
「あ、ああ、わかった。どれどれ……」
俺はリリが書いた鑑定の結果をゆっくりと読んでいった。
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・不滅の魔剣ブラノヴァ
-スキル:『不滅』『不変』
-耐久性:C
-攻撃力:C
-魔力伝導性:S
・『不滅』
-効果:これを得たものはどんなことがあっても、たとえ跡形もなく消し去られたとしても、その存在は消滅することがない。
-習得条件:『鍛冶』、『付与』によってごくごく稀に物質につけられることがある。生物は自力では不可能。
-習熟条件:効果が一律のため例外的に無し。
・『不変』
-効果:このスキルを持つものが、存在さえしていれば、その性質、質量、体積、形状などそのものに属するものが瞬時に元に戻る。
-習得条件:『鍛冶』、『付与』によってごく稀に物質につけられることがある。生物は不可能。
-習熟条件:効果が一律のため例外的に無し。
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「……」
「わかった? これがどんなものか」
「……絶対に壊れず、絶対に無くならないっていう効果のスキルを持った剣?」
ぶっちゃけ言ってすごい剣なんじゃね?
「ううん、それは違うわ。レイ、これはね、"不変"であって、"不壊"ではないわ。つまり、壊れるのよ。ただ瞬時に元に戻るだけで」
「それのどこが違うんだ?」
「全然違います!」
俺の発言にロレンツ大臣が声を張り上げた。
「武器が一瞬だけでも壊れると言うことは、相手に致命的な隙を晒すことになります。壊れるか壊れないかが重要な鍵となるのです! それに見てくださいこの性能を! 耐久性や攻撃力は鋼鉄製の剣と全く同じ。魔力伝導性は高いですが、他の魔剣に比べて平均の性能が格段に劣る! これではただ最終的に修理要らずというだけで、ただの黒い鋼鉄の剣です!! しかも、伝導性にもの言わせて魔力で補強することはできますが、『不変』のせいで魔法の付与さえできません。はっきり言ってただの鋼の剣の方が、魔法込みの最終的な攻撃力では上です」
大臣がキレたかのようにブラノヴァの悪いところを言いまくる。
パラメーターみたいなところはCで鋼鉄の剣と同じなのか。なるほどなるほど。ヨクワカッタゾー……。
「あ、レイ様ちょっと目が泳いでます。お気づきになられましたね」
「う……。えっと、つまるところこの武器は……」
「全然使えないゴミです」
うわー、大臣さん言い切っちゃったよ。あれだな、埃かぶってた時点で気づくべきだったな。つまるところ、見た目につられた俺がバカだったと……。
「レ、レイ? 気にしなくていいのよ? 魔剣であることには変わりないから。ただ選んできたのがダメダメだっただけで……」
「グハァ!」
「リリーシア様、フォローになってません。それはトドメって言うんですよ。」
「レ、レイ!」
だ、ダメダメ……? 俺は……ダメダメだったのか……。ダメダメ……。
「へんじがない。ただのしかばねのよう……」
「やめろ! そのセリフは宇宙の法則が乱れる! 特にこの世界の!!」
なんでお前がそれ知ってんだよってなっちゃうから! てかまじでなんでナリルがそれ知ってんだよ!?
「おー、おとぎ話の通りですね。これを言えばたちまち勇者は元気になる、っていう話があるんですよ」
何やってんすか先輩達…。でもとりあえず宇宙の法則は守られた。ひと安心。
「ショックから立ち直られたようでなによりです。では授業の続きと参りましょう」
ロレンツ大臣が俺が元気になったのを確認して、授業を再開する。いや、あんたが一番……いや2番か、騒いでただろ。特にブラノヴァをボロクソ言ってたあたり。1番はもちろん俺だ。
「あまり時間もありませんので、ブラノヴァでスキルを習得してもらいます」
「持ってきたのは剣だから、習得するのは『剣心』かしら?」
「そうですね。ではレイ様、あそこで剣を構えてください」
「りょ、了解です」
リリと大臣が俺に習得させるスキルの確認をし、俺に指示を出す。俺は部屋の中央に移動し、両手でブラノヴァを真っ直ぐ、切っ先を前に向けて、つまり正眼に構えた。
もちろん剣道なんてやってないから、あくまで格好だけなんだけどね。
「構えたらとにかく剣を振ってください。ナリル、ついでだから振り方の指導を頼む」
「はい、私でよければ」
ナリルが俺の前に移動する。
「レイ様、私は言葉で教えるのが得意ではないため、実戦形式でとなるのですが、よろしいでしょうか? 私はこのモップでお相手いたしますので。」
「え、ナリルが? しかもモップ?」
俺そんなにモヤシだと思われてるのかよ……。
「ちょっとナリル!? レイに実戦は早いわ! まだ召喚されて2日目よ!?」
リリが、俺の前に木製のモップを持って立つナリルを注意する。なぜか俺の心配をして。
しかし、ナリルは聞く耳を持たず、俺の前でモップを構えた。
モップを持った可愛らしいメイドさんに対して、抜き身の剣で戦えと。しかも心配をされるのは俺。そこまで非力じゃないよ。この扱いは俺のなけなしのプライドが許さない。ここはせめて男のロレンツ大臣に代わってもらおう。戦いの心得はあるみたいだし。
「えっと……さすがに……」
「では、行きます!」
「!?」
俺が指導役の交代を頼むために、構えを解こうとした瞬間。ナリルの姿が一瞬にして俺の目の前に現れた。
「ごぁっ!」
モップの柄で鳩尾を突かれた俺は、そのまま後ろへ吹っ飛ぶ。2、3メートル床を転がり、俺は硬い床にキスをする。
クソ……セカンドキスは床とかよ……。
「な、なん……だ、今の……?」
「我らが王宮のメイド達は全員、格闘術を修めています。交易で成り立っている国ですので、王宮に不審な輩が出入りすることが多々あります。それの対策として、王宮のメイドは全員戦えるよう訓練されています。ただの非力な女性と思っては痛い目を見ますよ」
「すでに痛い目にあってるみたいだけど……。やり過ぎよナリル……」
な、なんだと……? この世界のメイドは戦えるのか……!
「どうしましたレイ様。もう終わりですか?だらしないですね」
「なんだよ! 負けてるのは……こっちの方だな……。でも、まだ終わりじゃないぜ。」
俺はヨロヨロと立ち上がり、ブラノヴァを再び構えてニヤリと笑う。
「俺、こう見えて負けず嫌いなんだよ」
「ふふっ、それでこそ勇者様です。私を助けてくれた、カッコいい殿方ですよ」
ナリルがニッコリと笑って俺の言葉に応える。本当に俺を信じていたというような、信頼の笑顔。出会って2日目の、いろいろ締まらない勇者に向かって、そんな輝く笑みを見せてくれる。
そんなに信頼されてるなら、それに応えるのが、男の義務だよな。
「行くぞ、ナリル!」
「はい、来てください!」
「何この熱い展開……」
「ただの演習のつもりだったのですが……」
リリと大臣が冷めた感じで部屋の隅に立って見守る中、俺とナリルの戦いは始まった。
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何度打ち合っただろうか、衣服はナリルにモップで何度も殴られすでにボロボロ。何度も意識が飛びそうになった。今も床に仰向けで倒れている。
目の前には未だ無傷のナリルが立っている。俺は一度もナリルに一撃を入れられていない。
大臣は今日は終わりですね、と言って養護の人を呼びに部屋を出て行ってしまった。
リリは俺の心配をしてオロオロしている。
いや、まだ終わってねぇよ?
だって俺は諦めてないからな!
ナリルだってそれが分かってるから俺の前に立っている。
今足りないのは力だ。
力があればまだまだ戦れる。
まだ彼女の信頼に応えていない。
それに今、俺は、俺の中に何かが流れてくるのを感じている。
ロレンツ大臣が部屋を出て、何度目かわからないほど吹っ飛ばされた頃から、徐々に増えている。
「「!?」」
リリとナリルの驚く感じが伝わってくる。
俺は流れてきたもの、力を使って再び立ち上がる。
「ナリル。もう一度だ」
「…はい。分かりました」
ナリルはまだ俺が戦えると判断し、再びモップを構えた。
「な、なに…それ…。なんで全然消耗してないのよ…。しかも、ブラノヴァから…黒い、霧?」
リリの声を聞いて、俺は右手に握るブラノヴァを見た。黒の剣からは、刀身と同じく真っ黒な霧のようなものが溢れるように生じていた。
ハッキリと感じる。エネルギーはこいつから俺に流れているんだ。
原理はわからない。けれど、まだ俺が彼女と戦えるのは分かる。だから、今はそれでいい。
今度こそ、ナリルに勝つ。
「もっと力を寄越せ、ブラノヴァぁあ!」
俺は片手でブラノヴァを持ち、右後方に剣を構えて、今まで以上のスピードでナリルへと迫る。
力を要求するたび、それに呼応するかのように黒い霧がブラノヴァから噴き出す。
俺は黒い筋を宙に残しながら、床を蹴り体を捻って、上段から漆黒の一閃を彼女に放った。
カァアン
木の乾いた音が響く。いつの間にか動いたナリルがブラノヴァの腹をモップで叩き、剣の軌道を逸らした。
ナリルはその流れで俺の腹に一発入れようとする。
「まだだぁ!」
宙に浮き、剣を振り抜いた状態から、俺は無理やり剣をナリルへと動かした。
人間の体には不可能な動きだっただろう。
けれど、結果としてブラノヴァは、ナリルの胴へとしっかりその刃を進めていた。
「っ!?」
ナリルの顔が驚愕に染まる。
しかし彼女はとっさに後ろへ跳びのき、切っ先を躱した。
横に振り抜いた勢いで俺は体を地面へ垂直に戻す。もちろん普通の人間ではそんなことできないだろう。
でも、今の俺にはできた。今、有り余るほどのエネルギーを得た俺なら。
「徐々に人間やめた動きをし始めましたね…。」
「それ言われると結構キツイな。でも、勝つためにはこれくらいしなくちゃいけない。」
勇者である前に、人間である前に、男だからな。
負けず嫌い上等。人間やめる?そんなの、この勝負に負けるよりも、誰かの信頼に応えられないよりも、気になることじゃない。
「そ、そうですね。信じてますよ、レイ様。」
また、ナリルがニコリと笑う。その笑顔に応えるため、俺は再び床を蹴った。
今までの黒霧が、消えることなく舞い、俺たちを包んでいる。俺はそれを増量させ、かき混ぜるように駆ける。霧が増えれば増える程、俺の動きは疾く、鋭くなっていく。
ブラノヴァから得られるエネルギーを、耳に集中させる。一面の黒の中で、見えないはずのナリルの姿を幻視できるほど、明確に音を聞き分けられるようになる。
俺は霧の中を移動し、ナリルの後ろから剣を突き出す。
『汝、我を取り巻くものを吹き飛ばせ。』
「っ!?ちょっとナリル!魔法を使う気!?しかも短縮詠唱なんて!」
霧の中でナリルとリリの声が聞こえた。魔法だと!?
『サークル・ブロウ』
ナリルが魔法を発動させる。強烈な風が吹き、霧が散り散りに、俺も後方へ吹っ飛ばされた。
霧が晴れ、改めてナリルと対面する。
モスグリーンの光が残滓となって舞っているのが目に入った。
彼女は依然、構えに全く隙がない。その姿を前に、俺は尻餅をついたまま動けなくなっていた。
「万策尽きた、というところですか?」
「まだだ、まだまだ力が余ってる。今なら、永遠に戦え…」
「いいえ、貴方の攻撃は私には届かない。永遠に戦える人間なんていない。今の貴方では、まだ勝つことはできない。」
ハッキリと、ナリルはそう言った。
「違いますか?」
多分今までの愚直な攻撃は、完全に見切られ、もう通じないだろう。それなりに策は講じたが、すぐに破られた。それほどに手の内を見透かされている。
「すみません。私は嘘をついていました。確かに私はレイ様を信じています。いつか私なぞはるかに超えた存在になると。けれども、それは今ではないとも思っています。私はレイ様の指導役になりたいのです。勇者様に尽くした、価値ある人間として。」
「ナリル…」
事情を知っているのだろう。リリが息を呑んだ。
「今まで戦っていたのは貴方の力を見るため。ですがそれももうおしまいです。私は今、貴方に勝ち、貴方の指導役になって、価値が無いと言われる私を覆したい。だから、貴方は今勝つことはできません。状況からしても、私の心情としても。」
つまり、彼女は自分に"価値が無いこと"を否定するために、俺に構い、俺と戦うのか。
本気で信じてるわけじゃなかったよ。俺って単純だなぁ…。
「貴方を私の都合で利用しようとしているのは分かっています。ひどい女だとも思っています。貴方は純情そうだったから、好意がある振りもしました。悪いとは思っています。許しを乞うことはしません。」
DTだってバレてら。匂いでもすんのかな…。
「私は、私の信念のために、今貴方に勝ちます。」
結局俺は素人。
無限の力を持ったとしても、人間にできない動きをしても、熟練の達人が相手では攻撃を見切られる。今のナリルのように。
さらにナリルには信念がある。
未だにこの世界で生きるための信念を持たない俺が勝つのは、間違いなのだろう。
けど…、
「俺だって今勝ちたいんだ。」
今、俺の許せない言葉があったからな。
静かに生じた俺の激情に、ブラノヴァが応える。
不滅の魔剣から無尽のエネルギーが引き出される。
目に見えないエネルギーは、俺の身体中を駆け巡る。
そして、俺の新たな力として、形を持った。
俺はナリルへと斬りかかる。ナリルはゆっくりと動き、俺の攻撃をいなそうとする。
しかし、俺の動きは途中で変わった。
「なっ!?」
真っ直ぐナリルを目指し、再びモップに弾かれるはずの剣の軌跡は、直角に曲がり、モップを叩き斬った。
見える。斬るための剣の動くべき道筋が。
分かる。斬るために剣はどう動くのが最適か。
動く。斬るため、剣を自由に動かせる。
「まさか、『剣心』?今習得したの!?」
「ぐっ、くう!!」
ブラノヴァから黒い霧が噴き出す。
剣が思う通りに動く。縦横無尽に、激しく。黒を撒き散らしながら。
俺だけでは不可能なはずの動きが、自由にできる。
片手では不安定なはずの重さを持つ黒剣が、俺の右腕を通して俺の思いに応じる。
視界に光線が映る。
ナリルの攻撃、防御、あらゆる全てを圧倒するための手段が、俺を導く。
俺の願う力が脳裏に浮かぶ。
これなら、
勝てる。
「うぉおおおあああ!!」
「くぁっ…」
俺は吼え、剣でナリルの両手の元モップを弾き飛ばす。
そして叫ぶ、俺の身体にたった今刻まれた、一撃の名を。
『ブーステッド・スラァアアアッシュ!』
黒が輝き、全てが弾けた。
この作品で初めて感想をいただけました。
かなり貴重な意見が聞けたのでとても嬉しいです!
今後とも「エナジーブレイド」をよろしくお願いします。
2016/10/19:ブラノヴァの描写を一部変更しました。
ブロードソード→バスタードソード